家出人のスマホが手元にある場合でも居場所を見つけられる?情報収集の方法を解説|サイバーセキュリティ.com

家出人のスマホが手元にある場合でも居場所を見つけられる?情報収集の方法を解説

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家出人(行方不明者)がスマホを置いて出て言った場合、正確な現在地を特定することはできませんが、スマホの中には手がかりとなる情報が多く存在します。

しかし、スマホを置いて行った場合、既にデータが削除されている、機器が故障していることがほとんどです。

この時、無理にスマホのパスワードなどは入力せず、端末のフォレンジック調査を行うことで端末の解析や、データの証拠保全を行うことができます。

今回は、家出人のスマホが手元にある場合に、有力な情報を証拠としてスマホから取り出す方法について紹介します。

家出人のスマホが手元にある場合に居場所を突き止めることはできる?

家出した人物のスマホには以前訪れた場所や検索履歴、画像などの重要な情報が入っており、現在どこにいるか有力な手がかりになり得ます。

しかし、残されたスマホのデータは既に削除されていたり、パスワードがかかっていることも多く「スマホはあるけど情報が取り出せない」といった状況に陥る方は多く見られます。

後述で解説しますが、専門の調査会社に依頼することで、データが削除されている、パスワードがかかっているといった場合でも、端末を調べられることがあります。家出人のスマホが手元にある場合は、調査会社に相談することで、重要な情報を得られる可能性があります。

家出人の居場所を突き止めるのに有力な情報

家出人の居場所を突き止めるのに有力となる情報として、以下の4つがあります。これらはスマホから確認できることが多く、捜索するに当たって大きな手がかりとなることがあります。

  • 過去の位置情報
  • 通信履歴
  • スマホに保存しているデータ内容
  • インターネット履歴

過去の位置情報

過去の位置情報を時系列で確認することで、家出人の移動パターンを把握できます。頻繁に訪れる場所や特定のルートを繰り返しているか確認し、家出人の生活圏や行動範囲を知ることで、現在どこにいるか割り出せる可能性があります。

通信履歴

通話履歴やSMS、チャットアプリのメッセージ履歴から、家出人が最近連絡を取っている人々を特定できます。頻繁に連絡を取っている相手や、特定の時期に連絡が集中している相手は、家出人の現在の状況や居場所に関する情報を持っている可能性が高いです。

スマホに保存しているデータ内容

写真やビデオ、SNSアカウントやカレンダー情報など、スマホに保存しているデータは有力な手掛かりとなる可能性があります。家出後に訪れる場所が記録されていたり、日常での行動など、様々な情報を得ることができます。

インターネット履歴

検索履歴や閲覧履歴、Wi-Fiの接続履歴も重要な情報になります。家出人が特定の場所について調べていたり、特定のWi-Fiネットワークに接続していた履歴があれば、それが現在の居場所に関する手がかりとなる可能性があります。

履歴を復元する方法について知りたい方は以下の記事を参考にしてください。ただし、スマホにパスワードがかかっている場合は無暗にパスワードを入力してしまうと機種によってはロックがかかり、解除が極めて困難になるため注意してください。

家出人の居場所を調査する際の相談先

家出人のスマホから現在の居場所を確認することは困難ですが、調査機関に相談することで居場所をつき止められる場合があります。それぞれ

しかし、探偵や警察では端末の解析は対応外の調査となるため、フォレンジック調査会社に依頼する必要があります。下記でそれぞれ分けて、調査の特徴について説明します。

  • 警察に依頼した場合の調査方法
  • 探偵に依頼した場合の調査方法
  • フォレンジック調査会社に依頼した場合にできること

警察に依頼した場合の調査方法

警察に家出人の捜索を依頼する場合、行方不明者届を提出し、届出を受理してもらう必要があります行方不明者届に記載する際は、家出の経緯や物的証拠などの詳細を記載することを推奨します。ただし警察は緊急性や事件性のある事件を優先するため、行方不明者届を出してもすぐに捜索してくれない可能性もあります。積極的に捜索する場合としては、事件性のある家出(特異行方不明者)の場合です。本人に家出の意思が無く、事件や事故など危険が生じている可能性がある場合に、警察による速やかな捜索が実施されます。

探偵に依頼した場合の調査方法

探偵は民間の調査会社で、個人的な依頼を受けて家出人の捜索を行います。主な調査方法としては、聞き込みや張り込み、SNSや家出人と関係のある人の情報を使って居場所を特定します。

探偵の場合、迅速に調査を開始でき、依頼者の要望に併せて柔軟に対応することが可能です。しかし、民間の調査専門家のため、家出人のプライバシーを侵害する行為は禁止されています。そのため、端末にアクセスしたり、データを無許可で取得できません。また、家出人の行動履歴の調査が中心になるため、スマホの調査をしたい場合はフォレンジック調査会社に依頼する必要があります。

フォレンジック調査会社に依頼した場合にできること

フォレンジック調査会社に依頼することで、データ復旧や削除された情報の解析が可能です。端末を調査し、検索履歴や保存しているデータを取り出すことが可能です。また、事件が発生し裁判に発展する事態になっても、証拠として確保しておくことができます。

フォレンジック調査とは、スマホやパソコンなどのデジタル端末を解析し、データの証拠保全などを行う調査方法です。調査会社によっては、削除データの復元やパスワード解析に対応しているところもあります。

ただし、フォレンジック調査会社に依頼して家出人のスマホを調べてもらう場合、事前に必要書類などの提出が求められる場合もある点に留意しておきましょう。

おすすめの調査会社

フォレンジック調査はまだまだ一般的に馴染みが薄く、どのような判断基準で依頼先を選定すればよいか分からない方も多いと思います。そこで、30社以上の会社から以下のポイントで厳選した編集部おすすめの調査会社を紹介します。

信頼できるフォレンジック調査会社を選ぶポイント

  • 官公庁・捜査機関・大手法人の依頼実績がある
  • 緊急時のスピード対応が可能
  • セキュリティ体制が整っている
  • 法的証拠となる調査報告書を発行できる
  • データ復旧作業に対応している
  • 費用形態が明確である

上記のポイントから厳選したおすすめのフォレンジック調査会社は、デジタルデータフォレンジックです。

デジタルデータフォレンジック

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運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。

費用 ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします
調査対象 デジタル機器全般:PC/スマートフォン/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等
サービス ●サイバーインシデント調査:
マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査
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パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等
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所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階
受付時間 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可)
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>フォレンジック調査会社の一覧リストはこちら

まとめ

今回は、家出人のスマホが手元に残っている場合に、有力な手がかりとなる情報の内容から、データを確認する方法までを解説しました。

家出人が見つからない場合、探偵に依頼するのも手ですが、スマホが残っている場合、重要な手がかりとなる情報が残っている可能性があります。

探偵ではスマホの解析・調査は対応外になるため、フォレンジック調査への依頼を検討することをおすすめします。

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