「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの原因・対処法を解説|サイバーセキュリティ.com

「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの原因・対処法を解説

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Windowsを起動させようとしたとき、「ディスクのエラーを確認しています。完了するまで1時間以上かかる場合があります。」という表示が出ることがあります。

多くの場合、しばらく待てば無事Windowsが起動するようになります。しかし、「ディスクのエラーを確認しています」が完了しない場合、どうしたらいいのでしょうか?

この記事では、「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの原因と対処法を紹介していきます。

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「ディスクのエラーを確認しています」とは?

「ディスクのエラーを確認しています」という表示は、Windows11/Windows10に深刻なエラーが発生すると、そのエラーを直すために行われる自動修復機能です。

Windowsを起動させるには、ハードディスク(HDD)やSSDからWindowsの起動に必要なデータをメモリーに読み出す作業が必要です。しかし、何らかの原因で、ハードディスクやSSDから必要なデータが読み出せずエラーが発生すると、Windowsは内部でその原因を探り、修復を試みます。ここで修復が成功すれば、Windowsは正常に起動します。原因を探ることができなかった場合、何度も修復をしようとすることで、いつまでたっても終わらない、という事態が起こってしまいます。

「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない原因

「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない原因として以下の3つが考えられます。

  • Windowsのシステムファイルが破損している
  • ハードディスク・SSDなどの内蔵ストレージが故障している

Windowsのシステムファイルが破損している

システムファイルとは、コンピューターに保存されているデータの読み書きや、OSの動作に必要となるシステムのことです。このシステムファイルの破損が酷い場合、Windowsが自動修復を行うことができません。

そのため、いつまでたっても「ディスクのエラーを確認しています」が終わらず、ループしてしまうことがあります。

ハードディスク・SSDなどの内蔵ストレージが故障している

ハードディスクやSSDなどの内蔵ストレージが破損し、読み書きができなくなっているケースがあります。この場合、Windowsのシステムファイルが読み出せないためWindowsが立ち上がりません。

故障は大きく分けて、「論理障害」と「物理障害」の二つがあります。

論理障害

「論理障害」とは、データの処理や保存方法に関連する問題やエラーのことです。例えば、ファイルが誤って削除されたり、ファイルシステムが壊れたり、データが破損したりすることがあります。これらの問題は、物理的な損傷がなくても発生することがあります。論理障害の場合、ファイルシステムが破損していたり、OSのエラーによりデータが取り出せなくなっている可能性があります。

論理障害は、症状から判断することが難しく、物理障害が同時に発生している可能性もあります。自己判断が難しい場合や、データを損失してしまうか不安な方は、データ復旧業者に相談することをおすすめします。

物理障害

「物理障害」とは、水没や経年劣化などにより、ドライブが物理的に故障している状態を指します。物理障害の場合、パーツが故障し、HDDでは回転音やカチカチという異音が発生します。物理障害は衝撃により、プラッタと呼ばれる記憶を保存する円盤状のディスクに、データを読み出す磁気ヘッドが接触して傷がつくことによって発生します。また、プラッタ上に塗布されている潤滑剤の劣化によっても起こり得ます。デバイスのハードウェアが損傷を受けている場合、修理や交換が必要です。

デバイス内部に埃や汚れが溜まると、冷却効率が低下したり、部品が損傷したりして、物理障害が発生する可能性があります。特にノートパソコンの場合、通気孔が埃で塞がれてしまうと、内部が高温になりやすくなります。

物理障害は個人での復旧が困難なため、技術力の高いデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。データ復旧業者を選ぶ際には、プラッタに傷がついたスクラッチと呼ばれる状態の復旧実績があるか、またHDDを開封する際に埃や異物を付着させない設備が整っているかが重要です。

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「ディスクのエラーを確認しています」が終わらないときの注意点

「ディスクのエラーを確認しています」が表示されている際の注意点は以下の通りです。

  • 「ディスクのエラーを確認しています」の長時間実行はしない
  • 強制終了はできるだけ避ける

「ディスクのエラーを確認しています」の長時間実行はしない

「ディスクのエラーを確認しています」が表示された場合、通常は1時間以内で終了します。何時間もかかっている場合は、内部パーツの故障やシステムに問題が発生していることが考えられます。長時間行うことでデータの上書きや、データを記録している部分に傷が付いてしまうと、データを完全に失う可能性があります。自動修復が長時間終わらない場合は、むやみに操作や修復作業を行うことは避けましょう。

強制終了はできるだけ避ける

強制終了は機器への負担が大きく、状態が悪化する原因となり、最悪の場合データを失います。そのため、強制終了は長時間の自動修復機能が終わらない時の最終手段です。「ディスクのエラーを確認しています」の表示が続く場合、自己判断で終わらせずに、無料で初期診断ができる専門業者に相談することをおすすめします。

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「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない時の対処法

「ディスクのエラーを確認しています」が終わらない時の対処法は以下の4つになります。

  • 放電を行う
  • スタートアップ修復を行う
  • Windowsの再インストールを行う

放電を行う

パソコン内部に余分な電力が溜まり、帯電が起きていることが原因でエラーが起きている場合があります。その場合は、放電を行うことで改善する可能性があります。以下に放電する手順を解説します。

放電する手順

  1. パソコンにUSB メモリやDVD などが接続されている場合は、すべて取り出します。
  2. パソコンの電源を切り、パソコンに接続しているケーブル類(電源ケーブル、LANケーブル、ディスプレイケーブルなど)や周辺機器などをすべて取り外します。
  3. パソコンの電源が切れた状態で、電源ボタンを数回押し、そのまま一時間放置します。

スタートアップ修復を行う

回復ドライブを事前に作成している場合、スタートアップ修復を行うことで、エラーを解決できる可能性があります。ただし、回復ドライブを使用するとパソコンが初期化されてしまうため、データのバックアップを取っていない場合、データが消えてしまいます。以下にスタートアップ修復の手順を解説します。

スタートアップ修復の手順

  1. 回復ドライブのUSBメモリ等をパソコンに接続し、電源を入れる
  2. 「キーボード レイアウトの選択」から「Microsoft IME」を選択
  3. 「オプションの選択」から「トラブルシューティング」を選択
  4. 「詳細オプション」が表示されたら「スタートアップ修復」を選択
  5. 「Windows 10/11」を選択
  6. パソコンの診断、修復画面が表示されたらしばらく待つ
  7. パソコンが再起動し、Windowsが起動したらスタートアップ修復完了

スタートアップ修復が1時間経過しても終了しない場合、内部の部品が故障している可能性が高いです。その場合は強制終了をし、操作を控え、業者に相談することをおすすめします。

Windowsの再インストールを行う

Windowsを再インストールすることで解決する場合があります。ただし、Windowsの再インストールを行うとHDDが初期化され、工場出荷時の状態に戻ります。さらに、USBなどのインストールメディアを事前に作成しておく必要があり、なければ再インストールすることはできません。

再インストールを行うことでエラーが改善する可能性もありますが、データが初期化されてしまいます。Windowsの再インストールを行う際は、必要なデータの重要度を考慮して実行しましょう。

問題が解決しない場合は専門業者に相談する

上記の方法を試しても対処できない場合、深刻な障害が発生している可能性があり、個人では対処が難しい可能性があります。データを確実に回復したい場合データを失わずに復旧したい場合は、データ復旧専門業者に相談しましょう。技術力の高い専門業者は豊富な設備とノウハウを備えており、あらゆる障害に対応できる可能性があります。個人での無理な復旧作業は控え、まずは無料の初期診断を受けることをおすすめします。

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まとめ

この記事では、「デバイスが準備できていません」と表示された場合の原因や対処法などを紹介してきました。
「デバイスが準備できていません」と表示された場合には、まず電源ケーブルや接続コネクタを確認しましょう。また、PCには標準でインストールされているファイルやデバイスの診断ツールがあります。費用がかからず容易に実行可能ですが、データを失うリスクが存在します。エラーの原因として、記憶媒体に障害が発生している可能性もあるので、データ復旧業者に相談することをおすすめします。

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