
※この記事は2023年11月に更新されています。
「SDカードのデータを間違えて削除してしまった…」「SDカードが読み込めなくなった…」
そんなときにSDカードのデータを復元するには、「データ復元ソフトや復旧アプリ」を利用して自力で復旧する方法と、「プロのデータ復旧サービス」を利用して確実にデータ復旧する方法の大きく2パターンに分けられます。
データが読み込めない・消えてしまった原因によっては、特定の方法でないと復元が難しかったり、誤った対処をとったためにデータの痕跡が消えてしまい、完全に復元できなくなることもあるので、適切な対処が必要です。
この記事では、SDカードのデータ復旧・復元方法や、注意点、データが読み込めなくなる原因について解説します。高復旧率のおすすめデータ復旧業者も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、この記事で紹介する内容はCFカードやmicroSDカードにも共通しています。
SDカードが故障したときはまず状況と復旧手順を確認
故障したSDカードを復元するときは、対処する前に状況と復旧の手順を正確に確認しておくことが重要です。むやみに自力での復旧を試したり、復旧ソフトを使用してしまうとデータのフォーマット・上書きによりSDカードの故障状態が悪化してしまうリスクがあります。
以下の手順で復旧を行います。
- 論理障害と物理障害のどちらが原因か把握する(物理障害の場合は業者に相談)
- 論理障害の場合は「データ復元ソフト」と「データ復旧業者」のどちらで復旧を行うか選択する
- 復旧作業
- 復旧が成功すれば完了
SDカードが故障したときの初期対応
まず、今の状況が下記のどちらかになるか確認しましょう。
- SDカード本体に物理的な破損がある場合
- SDカード内のデータに異常がある場合
それぞれ詳しく確認しましょう。
SDカード自体に物理的な破損がある場合(物理障害)
SDカードが物理的に破損している可能性が高いのは、以下のような状況です。
- SDカードを水没させた
- SDカードを落としてしまい傷がついた
- SDカードを適当に保存していた
- 長期間SDカードを使用していなかった
SDカードの寿命は2年~3年といわれており、経年劣化が原因で不具合が起きていることが多数あります。経年劣化が原因で不具合が発生している場合、パーツが摩耗していたり、破損しているため、復旧ソフトや自力での対処ができません。
物理的に破損したSDカードからデータを取り戻したいとお考えの方は、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。
SDカード内のデータに異常がある場合(論理障害)
パソコン等の機器にSDカードを接続して認識できるものの、データにアクセスできない場合は、内部で論理的な障害が起きている可能性があります。
以下のような状況の場合、データが突然見られなくなった場合は、内部破損の可能性があります。
- 書出し、書き込み中に強制終了を行った
- ウイルスがパソコン内に侵入した
- 再起動を何度も繰り返した
これらが原因の場合は、自力で復旧できる可能性はありますが、失敗すると二度とデータを取り戻すことができなくなる可能性があるので、業者への相談を検討してください。
復旧作業に入る前の注意点
データの復旧作業に入る前に、まずは以下の点に注意しましょう。
- フォーマット・上書きしない
- SDカードを分解しない
- 自力での作業はなるべく避ける
フォーマット・上書きしない
自力で復旧作業をする中で、誤ってフォーマット・上書きをしないように注意しましょう。
フォーマット・上書きした直後であればデータ復旧業者でも復旧できる可能性がありますが、時間経過によって業者であっても復旧できなくなります。
誤ってフォーマット・上書きした場合には、その時点で通電するのをやめ、技術力の高いデータ復旧業者に依頼しましょう。
SDカードを分解しない
SDカードは構造上、分解やカバーを取り外すとディスクを破損させてしまう可能性が高いので、分解しての作業はやめましょう。
SDカードの分解が必要な作業は、対応可能な設備が設置されているデータ復旧業者に依頼しましょう。
自力での作業はなるべく避ける
データ復元ソフトなどを用いて自力で復旧するのは、データ復旧業者に依頼するよりもデータ復旧率が低いので、なるべく避けることをおすすめします。復元できたとしても、「一部しか復旧できない」・「文字化けして復元される」可能性があります。
また、復元できないだけでなく誤操作によって症状が悪化することも考えられるので、デメリットが多いです。トラブルが発生した場合には、なるべくそのままの状態でデータ復旧業者に依頼しましょう。
SDカードのデータ復元方法は大きく2パターン
SDカードのデータを復元するには、大きく分けると以下の2パターンがあります。
- 自力で復旧したいなら「データ復元ソフトや復旧アプリ」
- 確実にデータを復元したいなら「プロのデータ復旧サービス」
【簡単】削除したデータの復元方法7選(Windows10)上書きやゴミ箱の誤削除など
データ復旧ソフト
データ復元ソフト・アプリを使用するメリットは、簡単にダウンロードできて軽度の論理障害であれば復元することが可能である点です。
WEB上には多くのデータ復旧ソフトがあり、無料ソフトもあるため自力で復旧作業が容易にできることもメリットの1つです。
しかしデメリットとして、物理障害や重度の論理障害には対応できないことです。対応不可の症状を自力で復旧しようとすると、かえって症状を悪化させる要因になります。
また、復旧ソフトによっては軽度の論理障害でも復旧できないどころか、状態を悪化させるものがあるので注意が必要です。
データ復旧専門業者を利用する
データ復旧業者に依頼するメリットは、復旧実績とノウハウから対応できる障害の幅が広く、自力での復旧と比較して復旧率が高い点です。
「データ復旧ソフト」では復旧できない物理障害、重度の論理障害を原因としたデータ消失にも対応しています。
デメリットとして、業者の技術力は大きく差があるため、技術力の高い業者を見極める必要があります。良質な業者に依頼できれば、データ復旧業者に依頼することが一番確実にデータを取り出せる方法といえます。
業者の技術力は、そのままデータ復旧率に直結します。初めて業者のデータ復旧サービスを利用する方でも失敗しないための業者選びのポイントはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
「実績のあるデータ復旧業者」をネットで見つけるポイント
データ復旧の業者に依頼するのであれば、データ復旧が出来なければ意味がありません。業者選びで失敗しないために、実績のあるデータ復旧業者をネットで見つけるためのポイントを紹介します。
ネット上の口コミや「★」の数よりも、確かめるべきは技術力
データ復旧はパソコンやHDDといった精密機器を扱うため、作業を何度も行えるものではありません。そのため最初に依頼した業者で一度復旧に失敗すると、その後のデータ復旧の難易度が格段に上がってしまうのです。
はじめに技術力の低い業者に依頼してしまうと、データを取り出すことはおろか、データを完全に失ってしまうこともあります。絶対に取り戻したい大切なデータであればなおのこと、一番初めに確実に復旧できるよう、確かな技術力を持つ業者に依頼するほうがいいのは言うまでもありません。
データ復旧業者の中には復旧率や復旧設備を非公開にしている、不誠実な業者も存在しています。業者選びの際は十分な見極めが必要です。
高復旧率&安心して任せられる業者を選ぶポイント
せっかくお金も時間もかけたのに、復旧成功確率の低い業者に依頼して作業に失敗されると、最悪の場合、大切なSDカードのデータを永遠に失うことになります。
今回は技術力に定評があり、復旧率が高いと評価を受けている業者を厳選しました。
- 復旧率が90%以上あり技術がたしかなこと
- 夜間や休日も窓口が営業しており復旧スピードが早いこと
- 後から診断料や部品代などの追加費用が請求されず明朗会計であること
- 復旧成功の口コミや利用者の実例が多数あること
- 自社内に復旧設備を整え、熟練の技術者が多数いること
上記のポイントから厳選したおすすめランキング1位の業者は、デジタルデータリカバリーです。
公式HPデジタルデータリカバリー
✔14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
✔復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績
こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数41万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数だけでも7,000件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
データ復元ソフトを使用してデータを復旧する
どうしてもデータ復元ソフトを使用して自力で対処したい時の為に、データ復元ソフトを使用する方法を紹介します。
データ復元ソフトを選ぶポイント
データ復元ソフトを選ぶポイントは以下の通りです。
- まずデータ復元・復旧ソフトで対応できる症状かどうか確認
- 無料(フリーソフト)/有料ソフトのどちらか
- OSや機器に対応しているか
- ソフトの安全性/信頼性もチェック
データ復元ソフトは種類によって対処できる症状や機器が異なります。間違った復元ソフトを使ってしまうと、データが復旧できないだけでなく、上書きやフォーマットによって状態が悪化し、最悪の場合にデータが二度と取り出せなくなる可能性があります。
詳しくは以下の記事で解説しているので、どうしても自力で復旧したい場合は参考にしてみてください。
【最新】データ復元ソフト厳選5種類を徹底比較!無料ソフトの失敗事例や注意点、おすすめ業者を解説
SDカードで利用できるデータ復元ソフト
SDカードに対応しているデータ復元ソフトの種類は以下のようなものがあります。
- Wondershare Recoverit
- PhotoRec
- PhotoRescue
- ファイナルデータ10プラス
- Recuva
- DataRecovery
- ファイナルデータ
無料から有料まで様々で、ソフトによって復元率や復旧スピード、復旧できるデータ量が異なります。復元率や復元ファイル数はソフトの設定次第ですので、操作をしやすいデータ復元ソフトを選択することがおすすめです。
有料のデータ復元ソフトは、フリーソフト同様に基本的にはパソコンにインストールして使用します。フリーソフトと比較すると、機能や対応できるファイルシステムの種類などが多く、性能が高いです。ただ、その分使用する人間にも一定以上のリテラシーが必要なので、普段からパソコンや機械類が得意ではない方は、ソフト購入前によく考えましょう。
データ復元ソフトでデータを復元する方法
データ復元ソフトの使用手順は、基本的には以下のような流れです。
- データ復元ソフトをインストールして起動する
- 復元したいファイルを保存していたフォルダを選択する
- フォルダ内のデータをスキャンする
- 復元できるファイル一覧から、希望ファイルを選択して復元する
データ復元ソフトを使用する場合は、お使いのパソコンが対応しているかどうか確認しましょう。
詳細な使用方法はソフト購入後に取扱説明書で確認できますが、難しい場合には自力で対処せず、データ復旧業者に依頼するようにしましょう。
データ復元ソフトを利用するときの注意点
- 復旧したいSDカードに自体にデータ復元ソフトをインストールしない
- 不安な時や症状が確定しないときには使用しない
- 症状を悪化させてしまう場合がある
- データを復旧できない可能性がある
- 復旧の可能性(復旧率)が分かりにくい
スキャンによって逆にデータが消えてしまうことがあったり、スキャンできても全てのファイルを復旧ソフトで読み込めるとは限らないため注意が必要です。
データ復元ソフトで最適な処置をするには、一定レベル以上の知識やリテラシーが必要であり、適切でない処置をしてしまうことで障害を悪化させ、更に復旧確率を低下させてしまう危険性があります。
データ復元ソフトの復旧率はデータ業者に比べて低い
データ復元ソフトの復旧率は40%以上に対し、データ復旧業者の復旧率は、業者にもよりますが80%以上ある場合も多いです。
データ復旧ソフトで対応できるのは、ファイルシステム破損や誤削除など「論理的な故障」の場合のみで、物理的な障害に対しては復旧作業を行うことはできません。
一方データ復旧業者は、HDD内部の破損を含めた「物理的な障害」に対応できる業者も多く、対応できる障害の範囲が広いことから復旧確率は高くなります。
さらに、業者では過去に復旧した事例が溜まっていることも多く、ノウハウが蓄積されています。こういった背景から、データ復元ソフトでは復元できない症状でもデータ復旧業者であれば対応可能であることが多いです。
費用面では業者の方が高くつく可能性は高いですが、初期診断と見積もりまでは無料で対応してくれる業者もいるので、迷ったら先に業者の無料診断を受けることをおすすめします。
SDカードが破損する症状例
SDカードは突然破損・壊れてしまうことがありますが、前兆として機器に症状が発生していることがほとんどです。
ここでは、SDカードが破損した場合に発生する症状例を紹介します。
SDカードが認識しない
普通に使えていたSDカードをパソコンに差し込んでも、突然認識されなくなってしまうということがあります。
この場合には以下のような原因が考えられます。
- SDカードが破損している
- SDカードの接触不良
- カードリーダーなどの差込口側の動作不良
- SDカードの種類に対応していない
- しっかり差し込めていない
SDカードが認識しない場合には一度差し直し、他の機器に接続して認識されるかどうかを確かめる必要があります。
注意点として、通電や他の機器への繰り返しの接続はSDカードに障害が発生しているときに大きな負荷を与える可能性があるので、確認する場合には一度だけにしましょう。
SDカードが認識しない場合の対処法は以下の記事で紹介しています。
SDカードが認識しない・読み込まない原因と対処法10選&注意点とデータ復元方法について
誤操作によるフォーマット・初期化・上書き・削除
操作している最中の誤操作によって、保存しているデータのフォーマットや初期化、上書きや削除をしてしまったため、データが取り出せない場合があります。
SDカードに異常が発生していると、「フォーマットする必要があります。」などのエラーメッセージが表示され、指示に従うとデータが初期化されてしまうことがあります。
また、SDカードの障害を復旧しようと、復元ソフトなどを用いて自力で対処すると、誤ってデータを上書きや削除する可能が高いです。
SDカードは完全に初期化や上書き、削除していない場合にはデータを復元できる可能性が高いため、なるべく作業をやめ、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
物理的な破損(折れた・水かけた・経年劣化・電気によるショート)
SDカードは持ち運びがしやすいという特徴があるため、外部からの衝撃や水没による故障事例が多いです。
SDカードが物理的に壊れてしまう原因として、以下のようなものがあります。
- 落下衝撃
- 折れる
- 水没
- 過電圧
これらの外部衝撃が原因で正常に機能していない場合には保存しているデータだけでなく、SDカード自体に物理障害が発生している可能性が高くなります。
物理障害の場合にはデータの障害よりも重度の障害ですので、自力での復旧はほとんど不可能です。心当たりのある方は使用するのをやめ、データ復旧業者に依頼するようにしましょう。
【SDカードが折れた・故障した】修理・データの復旧方法を徹底解説
文字化けしている、データ開けない
SDカードのデータが文字化けしてしまった、保存しているはずのデータが開けない場合には、SDカードに障害が発生している可能性が高くなります。
文字化けやデータが開けない原因として以下のようなものが挙げられます。
- 経年劣化
- SDカード自体(メモリチップ)が壊れる
SDはデータの書き換え回数に制限があるため、長期間使用し続けているとデータが正常に読み込めなくなってしまう可能性があります。
また、SDカードの中でもメモリチップが故障してしまうと、データが正常に開けない、SDカード自体が認識できない等の異常が発生することがあります。
これらは重度の障害である物理障害が発生している可能性が高いので、自力で作業をせず、データ復旧業者に相談することをおすすめします。
SDカードが破損する原因
SDカードは消耗品のため、いつ壊れるか分かりません。ただ、SDカードのデータが突然読み込めなくなったからといって、データを完全に消失したとは限りません。
SDカードが破損する原因として、大きく分けると以下の3つが挙げられます。
接続部分の破損
SDカードは接続部分が構造的にむき出しの状態です。そのため、金色のコネクタ部分がすり減ったり、錆びで腐食・汚損したりすると、読み書きができなくなってしまうことがあります。
この場合、個人での対応は困難ですが、SDカードのデータ領域自体には、特に問題があるわけではないことも多いので、専門業者に対応を依頼すると、解決することも多いです。なお、この場合、パソコンに接続しても認識しないことが多いため、データ復元ソフトなどを用いることはできません。
SDカード自体の物理的破損(物理障害)
物理障害とは、SDカードの本体が物理的に破損して起きる障害で、そもそもSDカードが変形してしまっていると、当然、機器に差し込むことも出来ず、SDカードを正しく読み込むことはできません
物理障害が発生する原因として以下のようなものがあります。
- 物理的破損(折れる・曲がる・水没etc.)
- 静電気・落雷によるショート
- 書き換え回数の上限・経年劣化
SDカードに強い衝撃がかかると、microSDカードや小型のSDカードでは特に折れたり曲がったりします。また、SDカードに飲み物などをこぼしてしまった場合も同様に、内部の基盤が破損し、データにアクセスできなくなることがあります。また、静電気や落雷などの電圧の変化によっても破損してしまう可能性があります。
また、SDカードに搭載されているフラッシュメモリは、データの書き換え回数に制限があり、データの読み書きをおよそ数千~1万回行うと、絶縁膜が劣化し物理障害が発生します。フラッシュメモリは、HDDと構造上の違いから、既存の復元ソフトや、技術力の乏しい復旧業者ではカバーしきれないことが多く、復元難易度が高い重度障害のため、個人で対処することは極めて困難です。
データが必要な方は必ず自力で解決しようとせず、データ復旧業者に相談しましょう。
保存したデータの論理的破損(論理障害)
論理障害とは、SDカードに保存されているデータが破損している障害で、外見上の破損は見られないものの、保存されているデータが破損していると、ファイルが開けないという状態になります。論理障害の場合は軽度の症状であれば、自力で復元ソフトなどを用いて復元できる可能性があります。
原因としては以下のようなものがあります。
- データを上書き保存してしまった
- データの誤削除
- 意図しないフォーマット
- SDカードに保存されているデータの破損
- ウイルス感染
ただし、重度な症状の場合には自力の復元が難しく、障害の併発なども考えられるため、症状を判別することは非常に難しいです。
SDカードの上書き保存によるデータの紛失は、削除データの復旧よりも復旧の難易度が高いです。また、データを誤って削除してしまった場合には、直ちに使用を中止すればデータを救出できる場合がありますが、SDカードに残っているデータの痕跡を解析して復元するには、専門のツールが必要になります。
また、データをフォーマットをしてしまうと、SDカード上のデータへのアクセスが不可能となるため、絶対にフォーマットしないようにしましょう。その他にもSDカードでは、ウイルス感染が原因でデータが破損する場合がありますが、ウイルス感染が少しでも疑われる場合は、自分で対処しようとせず、専門業者に相談するようにしてください。
SDカードのデータ復旧・復元を行う際の注意点
SDカードに障害が発生している時には、そのまま使用し続けたりやみくもに対処を行ってしまうと、状態が悪化してしまう可能性があります。
SDカードのデータ復旧・復元を行う際には以下の点に注意してください。
- フォーマットは厳禁
- 障害があるSDカードの使用を中止する
- 動画や写真データの復旧はテキストより難しい
フォーマットは厳禁
障害の発生しているSDカードを、PCやカメラに挿入した際に「フォーマットをしてください」というエラーメッセージが表示される場合があります。
このエラーメッセージは、フォーマットをすることでSDカードを「使用できる」可能性がある場合に表示されます。しかし、フォーマットをすることで、もともと保存されていたデータは取り出せなくなってしまうため、保存されているデータが必要な場合には、フォーマットは避けましょう。
「フォーマットをしてください」という表示がされた場合や、既にフォーマットをしてしまった場合は、こちらを参考にしてください。
障害があるSDカードの使用を中止する
障害の発生しているSDカードは、原因の如何にかかわらず、使用をできるだけ避けてください。これは以下に紹介する「データ復元ソフト」を用いた復旧方法でも同様です。
論理障害が発生しているSDカードの使用を継続した場合、データの上書きなどが発生し、復旧の難化、最悪データを完全に失ってしまいます。
物理障害が発生しているSDカードの使用を継続した場合には、破損している基盤や読み取り部分の損傷拡大が発生し、専門エンジニアの復旧作業であっても、データを完全に取り出せなくなってしまう場合があります。
動画データはソフトで復元しようとすると失敗する可能性が高い
SDカードに保存しているデータは動画や写真が多いと思いますが、とくに動画データはデータ復元ソフトで復元しようとしても完璧に復旧できないこともあります。
動画は容量が大きく、途中でぶつ切りの状態で復元されてしまったり、映像と音声どちらかのデータが欠落してしまったりなど、一部が壊れた状態でデータが出てしまうケースも多いようです。
一度復元に失敗すると、再度データ復元しようとしても壊れたデータの状態でデータが上書きされてしまう可能性があるため、動画データや容量の大きいデータをソフトで復元するときは最悪の場合も想定しておきましょう。
>>SDカードの動画データの復元ができるデータ復旧業者はこちら
SDカードのデータ復旧・復元方法
SDカードのデータ復旧方法には以下があります。
それぞれの特徴について解説します。
SDカードの状態を確認する
SDカードが認識されない、書き込みができず、故障かなと思ったら、障害のあるSDカードの使用を停止し、SDカードの状態を確認しましょう。
- SDカードが正しく接続されているか
- SDカードの規格が間違っていないか
- SDカードの破損箇所がないか確認する
SDカードが正しく接続されているか
SDカードの差し込みが甘い、接続口を誤ると、SDカードは認識できません。機器の取り扱い説明書などを読み、正しい接続口にしっかり差し込みましょう。
まれに、パソコンやビデオカメラの読み取り口に汚れや破損があり、認識できない場合もあります。機器側に問題がある場合は、差しこみ口を掃除するか別の機器にSDカードを接続してみましょう。
SDカードの規格が間違っていないか
上記でも述べた通りSDカードには3種類の規格が存在するため、使用する機器が対応している規格を確認しましょう。カードの規格に対応していない機器を使っていた場合は、規格に対応した機器に変えるだけで、SDカードが認識することも多いです。
ただし、SDHCとSDXCはSDカードが普及した初期の製品に対応していません。最近の製品でも、SDXCカードは対応していない製品も多いため注意が必要です。
SDカードの破損箇所がないか確認する
SDカードに曲がっている部分・折れ・欠け・傷があると、SDカードのデータの閲覧が困難になります。
SDカードは、細かな電子回路が多い反面、非常に衝撃に弱いです。扱いには注意が必要です。
SDカードに物理的な破損が確認できたら、通電や機器への抜き差しを加えると、損傷が悪化し、データの消失につながります。
破損したSDカードの修復には、復旧専門の設備やツール、細やかな技術を必要とします。動画などを参考にして個人で修復を試みると、元に戻せなく可能性が高まります。データを取り戻せる見込みのあるうちに、早めにデータ復旧の専門業者に相談しましょう。
SDカードに破損がある場合でデータが必要ならば、データ復旧業者に相談しましょう。再起動やデータ復旧ソフトを試すと、本体やデータの破損がすすみ、正常なデータにも異変が発生する可能性があります。
データ復元ソフト(フリーソフト)
データ復元ソフトやアプリには、無料のものと有料のものがあります。ただ、実際に無料でできるのはスキャンまでで、復元作業には追加料金が請求されることも多くあるため、プランの適用範囲を事前によく確認する必要があります。
データ復旧ソフトを使用するのは、リテラシーに自信があり、万が一消えても問題ないデータを復旧するときに限定したほうが安心です。また、操作方法を誤ると、全体にスキャンをかけてしまいデータが上書きされることもあります。
データ復旧ソフトで復元できる症状とできない症状
SDカードからデータを取り出せない原因が、「データを誤って削除/フォーマットしてしまった」「上書き保存してしまった」など、上記の『自分で復元できる状態』に当てはまる場合、データ復元ソフトやアプリを使用することでデータを取り出せる可能性があります。
しかし、ソフトやアプリが対応していない障害にもかかわらず使用した場合、予期せぬデータ上書きや、内部のさらなる損傷が原因で、障害の悪化だけでなく、データを二度と取り戻せない状態になってしまう場合もあります。対応している障害は軽度の論理障害のみとなっているため注意してください。
データ復元アプリ
データ復旧アプリは、ソフトと比べ、専門知識や難しい操作を必要としないため、簡単に復元が可能です。ですが、操作にはパソコンが必要であったり、スマホ専用など、使用環境が限られている場合があります。
データ復元アプリの例
- Tenorshare 4DDIG
- EaseUS MobiSaver
- EaseUS Data Recovery Wizard Professional/For Mac
- SD Card Data Recovery
- SD Card Recovery
アプリ入手の際は、AppleやGoogleの公式ストアや実績のある会社の公式サイト以外からのダウンロードは、データセキュリティの危険が伴います。公式のサイト以外からダウンロードしたアプリには、スマホを狙ったウイルスが仕組まれている可能性が高いため、注意しましょう。
心配な場合には、むやみにアプリを使用しようとせず、データ復旧の専門業者に相談した方が良いでしょう。
家電量販店や写真屋のデータ復旧サービス
カメラのキタムラやヤマダ電機など、量販店でもデータ復旧サービスを提供していることがあります。
店舗数が多く、近くの持ち込み店舗があるので利便性は非常に高いといえるでしょう。
ただ、こういった店舗では実際の復旧はデータ復旧の専門サービスと提携している場合が多いです。SDカードのデータ復元技術のレベルは業者によって異なりますが、量販店を介して依頼した場合はどの業者に依頼されるかといった指定はできません。
データ復旧の専門業者に相談する
データを復旧できる確率が最も高いのは、データ復旧業者に依頼する方法です。
データ復元ソフトではデータが取り出せなかった場合でも、データ復旧専門業者ではデータの復旧が可能な場合があります。特に、物理障害はソフトでの対応は不可能ですが、データ復旧業者であればデータを救出できる可能性が高くなります。
そのため、障害の原因が不明、もしくは物理障害が疑われる場合は、まずデータ復旧業者に相談しましょう。SDカードの構造はメーカー・型番によってパターンが異なり、暗号化がかかっていることもあるため、業者の解析技術よっては対応ができない場合があります。また、SDカードは持ち運びが容易にできる分、物理障害が発生する可能性が高いため、対応可能な業者を選択することが重要です。
技術力の高い業者であれば、SDカードの物理障害・重度論理障害にも対応できます。自分での対応に不安がある方、仕事のデータや家族の思い出など、確実に復旧したいデータがある場合は、まず技術のある業者まで相談することを推奨します。
SDカードの復旧実績が豊富な業者がおすすめ
SDカードのデータ復旧を業者に依頼する場合には、復旧実績の多い業者を選択しましょう。
復旧実績が多い業者であれば、数多くのSDカードを復旧してきたノウハウがあるため、どの種類のSDカードであってもデータを復旧できる可能性が高いです。
データ復旧業者には、技術力や設備面で落差が大きく、慎重な選定が必要となります。「安価だから」といった理由だけで決めるのは避け、データの重要度に応じた選定をしましょう。中には無料で相談・見積りまでしてくれる業者や、原因の特定から復旧作業まで、機器ごとに専門のエンジニアが対応している業者もあります。そういった業者であれば、他の業者と比較してもより安全・確実なデータ復旧が可能です。
データ復旧業者の選び方は、以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
おすすめデータ復旧サービス・製品
データ復旧業者への相談を検討している方のために、おすすめのデータ復旧業者をご紹介します。
データ復旧専門業者に依頼するのであれば、確実にデータが復旧できないと意味がありません。そこで、データ復旧サービス各社の復旧率、設備規模、復旧スピード、価格や特長を比較した結果から、おすすめのデータ復旧業者を選定しました。
(2023年最新版)おすすめデータ復旧業者ランキングはこちら
デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは、データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧専門業者です。復旧率最高値は95.2%と非常に高い技術力を有しています。依頼の8割を48時間以内に復旧と復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績があります。
相談から見積もりの提示まで無料で行っているため、データ復旧を検討している際はまずは最大手であるデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
復旧費用 | 相談から見積もりまで無料 500GB未満:5,000円〜 500GB以上:10,000円〜 1TB以上:20,000円〜 2TB以上:30,000円〜 |
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対応製品 | SDカード、USBメモリ、外付けHDD、パソコン(ノート/デスクトップ)、RAID機器(NAS/サーバー)、SSD、ビデオカメラ、・レコーダー等記憶媒体全般 |
復旧期間 | 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合) 約80%が48時間以内に復旧完了 |
特長 | 14年連続データ復旧国内売上No.1 復旧率最高値95.2%の非常に高い技術力 官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績 相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料) |
対応SDカードメーカー一覧 | ||
・Sandisk ・KIOXIA(キオクシア) ・Kingston ・Sony ・I-O Data ・ESSENCORE ・Panasonic ・Transcend ・Toshiba ・Buffalo ・Silicon power ・エレコム ・HI-DISC ・Team ・SUPER TALENT |
・radius ・ADATA ・プリンストン ・リーダーメディアテクノ ・レキサーメディア ・ADTEC ・JVC ・富士フイルム ・サムスン ・HP ・ロジテック ・セルスター ・BLUEDOT ・ダダンドール |
・アクシス
・ケンウッド ・LZeal Information Technology ・KINGMAX ・PQI ・innowa ・三菱ケミカルメディア ・TDK ・旭東エレクトロニクス ・UMAX ・ソフトバンクC&S ・ペンタックス ・任天堂 |
デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ
デジタルデータリカバリーの評判・口コミや実績については、以下の記事でも詳しく解説しています。
SDカードのデータを復元・復旧する仕組み
SDカードに保存しているデータには映像や画像、音楽などが多く、データ量が大きいものは、データが取り出せたとしても、一部しか取り出せなかったり、色が変色しているなど、不完全な状態で取り出してしまったという事例も少なくないです。
症状や状態、データを取り出す方法によって、取り出せるデータと取り出せないデータがあります。
- SDカードのデータ復旧・復元が難しい症状
- 症状によってソフトは無理な場合もあるため業者の方が確実
SDカードのデータ復旧・復元が難しい症状
SDカードの復旧・復元が難しい故障原因は以下のようなものがあります。
- SDカードが折れている(※折れ方によっては復旧可能性あり)
- 自力で作業を重ねたあと
- 完全上書きや完全削除してしまったデータ
たとえば金色のコネクタ部分の破損程度なら、理論的にデータ復旧が可能ですが、SDカードが物理的に真っ二つに折れているのであれば、データ復旧は非常に難易度が高く、場合によっては復旧不可能となります。
その他にも、SDカードに物理障害が発生している場合にはその時点で自力での復元はほとんど不可能です。
また、上書や削除を完全に行ってしまったデータの取り出しはデータ復旧業者であっても高難度になってしまいます。
どんな状態であっても、症状が悪化する前に一度データ復旧業者に相談することが先決です。
症状によってソフトは無理な場合もあるため業者の方が確実
SDカードに発生する障害は、論理障害の程度を判別することは困難で、かつ物理障害と障害が併発している可能性もあるため、自力で原因を判別することが難しいです。
復元ソフトで復旧する時には、データを失っても構わない場合やどうしても自力で復旧しなければならない場合に限りましょう。
確実にデータを取り出したい方や個人での復元が不安な方はなるべく作業は控え、早急にデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。
SDカードを復旧する際の料金相場
軽度の障害 | 6,000円~数十万円 |
重度の障害 | 50,000円~数百万円 |
「メモリ系」と言われるSSDやスマホ、USBといった比較的新しい型の機器は、対応できる業者の数がそもそも少なく、難易度が高いとされています。また、HDDやPCなどと同様に、その業者の技術力に応じて「軽度障害」か「重度障害」かの判定基準が変わる点にも注意が必要です。データ復旧業者の料金形態は以下の記事で紹介しています。
軽度障害の例
復旧の難易度が低い軽度の障害は以下のようなものがあります。
- 認識しない
- エラーメッセージが表示される
- データが表示されない
- 過電圧
- 経年劣化(軽度)
ただし、軽度の障害だからといって確実に復旧できるわけではないです。障害は悪化する可能性があり、重度の障害に発展すると業者であっても復旧できない可能性もあるので注意しましょう。
重度障害の例
復旧の難易度が高い重度の障害は以下のようなものがあります。
- 誤ってデータ削除してしまった
- フォーマット
- データが文字化けする
- USBやSDカードが折れた
- 内部の基板がはがれてしまっている
- 経年劣化(重度)
重度の障害の場合は専門の復旧設備やエンジニアのノウハウがなければ復旧することができません。これ以上状態が悪化すると、最悪の場合にデータが二度と取り出せなくなる可能性が高いです。重度障害の可能性が少しでもある場合は、自分で作業することは避けてデータ復旧業者の診断を受けましょう。
SDカードのデータ復旧業者を選ぶポイント
SDカードのデータ復旧業者業者選びで確実に押さえておきたいポイントは次のとおりです。
業者選びのポイントは、以下の記事で詳しく紹介しています。
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
SDカードなどのメモリ系機器の復旧は難易度が高いため、HPには「対応可能」と書いてあっても実際はごく一部の症状しか対応できないというケースや、そもそも対応していなかったりするケースが多いです。
全体的に復旧技術力が高く、かつメモリ機器の復旧専門のエンジニアがいるような業者を選ぶと間違いないでしょう。技術力を見極めるポイントとして、たとえば下記のような項目があります。
- データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)
- 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
- クリーンルーム等、データ復旧に必要な設備や部品を保有している
- 復旧ラボを自社内に保有し、公開している
- 対応できる機器の種類や症状が豊富である(SDカード復旧にも対応している)
- 優秀な復旧エンジニアが多数在籍し、機器ごとの専門に分かれている(メモリ系機器復旧専門のエンジニアがいる)
- 初期診断・復旧スピードが速い
- 研究開発などの取組みが第三者(公的機関)に認められた実績がある
- 海外からの技術導入を積極的に行っている
このような観点でよく名前を聞く5社を比較してみると、WEB上でしっかり情報を公開している業者は思いのほか少ないことが分かりました。
サービス名 | デジタルデータ リカバリー |
A1 Data | PCエコ サービス |
アドバンス デザイン |
データレスキュー センター |
---|---|---|---|---|---|
復旧実績 | ✓復旧率95.2% ✓相談件数 41万件以上 ✓他社不可 3,000件 ✓官公庁・法人 1万社以上 |
✓復旧率非公開× ✓復旧件数 7万件以上 |
✓復旧率非公開× ✓依頼件数 3万件 |
✓復旧率非公開× ✓大手法人 1,000社以上 |
✓復旧率非公開× ✓受付件数 15万件以上 |
設備 | ✓クリーンルーム (クラス100) ✓ドナーHDD 7,000台以上 |
✓クリーン ベンチ ✓ドナーHDD 2万台以上 |
×
なし |
✓クリーンルーム |
×
なし |
ラボ公開 |
○
公開・見学可能 |
×
非公開 |
×
非公開 |
×
非公開 |
×
非公開 |
従業員数 (エンジニア 人数) |
164名 (約40名) |
66名(-) | 18名(-) | 20名(-) | 23名(-) |
初期診断・ 復旧スピード |
【初期診断】 最短5分【復旧】 80%を48時間 以内に完了 |
【初期診断】 1~3日【復旧】 非公開 |
【初期診断】 1日~【復旧】 最短3日 |
【初期診断】 1~3日【復旧】 非公開 |
【初期診断】 6~48時間(※一部有料)【復旧】 非公開 |
受付時間 | 年中無休 24時間受付 |
平日のみ 24時間受付 |
年中無休 24時間受付 |
平日のみ 9:00~17:30 |
年中無休 9:00~18:00 |
(※2023年6月時点の情報)
デジタルデータリカバリーの在籍エンジニア人数を参考にすると、他の業者のエンジニアは2~3名ほどとかなり少ないかもしれません。 エンジニアの人数が少ない業者はその分受付件数も少ないため、メモリ系機器専門のエンジニアがいる可能性は低いでしょう。
技術力の高い業者を見極めるうえでWEB公開情報は貴重な判断材料になります。主要な項目についてどのように判断したらよいか、さらに詳しく解説します。
データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)
各データ復旧業者の復旧実績や復旧率は公式HPなどで確認ができる場合が多いです。「復旧実績〇件」「復旧率〇〇%」など数値で示されている場合は、客観的な指標であるので信頼できる情報と言えます。
復旧技術は業者によって雲泥の差があるため、そもそも復旧率や件数を非公開としている業者は技術力が低い、または実績が少ないと考えていいでしょう。また、専門の解析ツールやクリーンルームなどの復旧設備の有無を確認することでも、その業者の復旧率(技術力)を確認することができます。
他にはデータ復旧の技術レベルが特に高い業者の特徴として、下記があげられます。
データ復旧技術のレベルが特に高い業者の特徴
- データ復旧の中でも最高難易度といわれる「データの記録される面に傷のついたHDD(スクラッチ障害)から復旧実績がある業者」は技術レベルが非常に高い
- 相談実績や復旧の成功度合いを明示している(20万件以上~、復旧率〇%等)
- HDDだけでなく、SDカードやSSD、USBメモリ、スマートフォンといったメモリ媒体の障害にも対応している
復旧率が高い業者は信用できない?
「復旧率が高いだけでは信用できない」という見方も存在します。復旧率の計算方法が業者によって違うため、単純比較が難しいことが理由です。しかし、全国100以上あると言われるデータ復旧業者から依頼先を決めるうえで、復旧率という客観的な指標が判断材料の一つとなるのも確かです。もしも信ぴょう性が気になる場合は、「データの根拠まで明記しているか?」「第三者機関のチェックを通しているか?」というポイントにも注目するとよいでしょう。
復旧スピードが速い
納期のあるデータや、失ったことで業務が止まってしまうデータを紛失した場合、一刻も早く復旧したいと思うものです。そこで気になるのが復旧業者のスピードです。
復旧スピードが速い業者の特徴
- 交換用の部品を大量に保有し、部品調達の時間をカットしている
- 土日祝日も復旧対応をしており、復旧エンジニアの人員が多い
- 最新機器の設備導入が進んでおり、復旧できる台数が多い
復旧スピードには交換部品の在庫数やエンジニアレベルなどの要因があります。
交換部品を多く取り揃えている専門業者では、必要な部品を海外から調達している時間をカットできるため、迅速な復旧・納品が可能です。
自社内にメモリ系機器の復旧専用設備を保有している業者では、復旧作業を安全かつ迅速に自社で完結させることができ、結果として復旧スピードが向上します。専門業者によっては、復旧スピードの目安が明記されていることもあるので公式HP等で確認してみてください。
他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
一度他社で復旧作業を行い、復旧できなかった機器であっても業者によっては受け付けてくれる場合があります。技術力の高い業者であればあるほど、他社で復旧できなかった機器の復旧実績が多くなる傾向にあります。一度復旧ができなかった場合も、他の業者に依頼をしてみると復旧できる可能性があるので、諦めずに相談してみるのがいいでしょう。
また、繰り返しになりますが、このように一度復旧に失敗し他の業者に依頼するといったダブルコストをかけないためにも、最初に最も技術力の高い業者へ依頼することをおすすめします。
公的機関からの表彰歴がある
公的な機関からの表彰歴なども、技術力をはかる指針となります。
特に、一般の団体ではなく自治体や政府機関・警察などからの表彰歴・感謝状の受賞歴があるデータ復旧業者は、それだけの実績を残していることを信頼してもよいでしょう。
HPに掲載されている表彰歴・受賞歴などを確認してみてください。
【ポイント2】信頼できる復旧業者かを見極める
技術力以外にも、その業者が信頼できる業者かどうかは気になるところです。データ復旧業者が信頼できるかを見極めるために、具体的には下記のような点に着目するといいでしょう。
- 大手法人や官公庁の取引実績が多数あり、運営会社が信頼できる
- サービス対応が丁寧で信頼できる
- プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
- 復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)
大手法人や官公庁の実績が多数あり、運営会社が信頼できる
技術力が高いと謳っていても、相談件数・復旧件数が少ない等実績が伴わなければ、信ぴょう性は疑わしいものとなってしまいます。そのため、下記のような観点で実績の確認を必ず行いましょう。
データ復旧業者の中には、その取り組みが認められ第三者機関に表彰されている業者も存在します。信頼できる業者へ依頼するために、HP上で具体的な数値で実績を明記している業者を選んだ方がいいでしょう。
実績のあるデータ復旧業者の特徴
- 大手企業や官公庁からの依頼がある
- HP上に「相談件数〇〇件」「復旧実績〇〇件」と具体的な数値で示している
- 公的機関(官公庁、警視庁等)からの表彰実績がある
- メディアでデータ復旧業者として取り上げられた実績がある
プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
企業データや技術データなど、外部に知られてはいけないデータを復旧しなければいけない場合もあります。そのような場合は、各専門業者のセキュリティ対策を確認しましょう。
上記の実績部分でも触れましたが、大手企業や官公庁からの依頼がある企業はセキュリティ対策が万全である業者が多いです。取引実績のほかにも「ISO27001」や「Pマーク」など、世界基準で規定されているセキュリティの認定を取得していることや、防犯カメラや外部部機器の持ち込み制限など、情報漏洩対策がしっかりされているかを確認しても良いでしょう。
ISO27001・Pマークとは
ISO27001(ISMS)やPマークとは、情報セキュリティマネジメントシステムの規格です。
ISO27001(Information Security Management Systems)とは、組織における情報管理のセキュリティ、管理方法、マネジメント方法について定めた規格です。
個人情報保護法よりも対象とする情報の範囲が広く、国際的に統一された規格なので、ISO27001/ISMSの認証を取得している企業であれば、大切なデータを預けても安心です。
また、Pマーク(プライバシーマーク)とは日本国内の規格で、こちらも個人情報保護マネジメントシステムを運用していることの証明となります。
復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)
「避けた方が良いデータ復旧業者の特徴」で紹介した通り、データ復旧業者の中にはWebサイト上に掲載している社内風景と実態が異なる怪しい業者も存在します。大切なデータを預ける上で、信頼できる業者か、対応している人の顔が見えるかは非常に重要な点といえます。
データ復旧の設備を自社内に保有し運営している業者は、復旧ラボへの持込みや見学を受け付けていたり、SNS等で作業風景を発信しているケースもあります。心配な場合は「作業現場の見学は可能ですか?」「設備を自分で確かめたい」等を相談するといいでしょう。セキュリティ等を理由に断られた場合、その業者は怪しいと判断したほうがいいです。正確な実態を確認するようにしましょう。
設備の規模を見極めるポイント
- 交換用HDDなどの復旧に必要な部品のストック数が多い
- 復旧ラボが公開されている
- 在籍しているエンジニアの数が多い
- 同時復旧可能な台数が多い
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
データ復旧サービスの利用しやすさを見極める項目としては、下記があげられます。
- 土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい
- 出張での復旧に対応している
- 依頼前の初期費用がかからない
- 特急料金がかからない
- データ納品時の追加費用がかからない
土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい
急ぎでデータが必要な場合や、仕事で平日の相談が難しい…といった場合も、土日祝日対応の業者であれば、安心です。業者によっては24時間受付を行っている業者もあるため、緊急時や急ぎの復旧依頼を行いたい場合は、営業時間を確認するといいでしょう。
依頼前の初期費用がかからない
「自身の機器の状態が分からないまま専門業者に依頼するのは不安だ」という方は少なくないでしょう。そのような場合は初期費用の発生しないデータ復旧専門業者へ相談しましょう。
初期費用というのは「データ復旧の作業に着手するまでの費用」のことを指します。
データ復旧依頼前に請求される可能性のある初期費用
- 症状の相談
- 機器の配送料金
- 機器分解料金
- 初期診断・見積費用
業者によっては、依頼前であるのにも関わらず見積のための機器配送料や機器の分解料金、初期診断費用が発生することがあります。また、診断の結果、復旧が不可能だったり依頼をキャンセルしたとしても、その費用は初期診断代として返金されません。データ復旧専門業者を選定する場合は、必ず上記の初期費用の発生しない専門業者へ相談をしましょう。
特急料金がかからない
急ぎで初期診断や復旧対応を依頼したい場合、特急料金がかかる業者があります。また業者によって営業時間や復旧・納品までのスピードには差があるため、依頼の際は気をつけましょう。特急料金がかからない、かつ土日祝日等にかかわらず最短で復旧対応を行ってもらえる業者を選ぶといいでしょう。
データ納品時の追加費用がかからない
データ復旧後、納品用の機器代金やデータのコピー代金を別途請求されるケースがあります。心配な場合は、依頼前にデータ納品時の形態や、追加費用の有無を確認しておくといいでしょう。
データ復旧サービスをネットで検索した際によく見るのは、デジタルデータリカバリー、アドバンスデザイン、AIデータ、Livedata、AOSデータ復旧サービスセンター、PCエコサービス、データレスキューセンターなどです。データ復旧業者は全国で100社以上もあると言われるので、その中で主要な業者だと思われます。しかし、しっかり条件を見比べてみると、初期診断や機器の配送料が有料だったり、社内にクリーンルーム(HDDを開封するのに必要な設備)を保有していなかったりと、ネットで上位の業者でもサービス内容には差があるようです。
編集部では全国100社以上のデータ復旧業者の中から上記のポイントで良質なデータ復旧業者を厳選しました。
業者選びで迷った方は、こちらのおすすめ業者に相談してみてください。
避けた方がいいSDカードのデータ復旧業者の特徴
HDDデータ復旧業者は多数ありますが、傾向として避けた方が良い業者には以下のような特徴があります。
- 復旧作業や設備が非公開、サイト上に載っていない
- 復旧率を数値で表記していない
- SDカード、SSD、USBメモリなどのメモリ系機器の復旧実績が少ない
- 完全成果報酬・価格の安さを売りにしている業者
復旧作業や設備が非公開、サイト上に載っていない
「復旧工程」「作業設備」「エンジニアの作業風景」など社内の様子を公開していない業者には要注意してください。このような業者は、設備が不十分で、市販のソフトをかけているだけだったり、自社に復旧設備がなく、外注しているだけという可能性があります。
もし設備やエンジニアが充実している業者であれば、ホームページ上に復旧設備や作業風景の様子を掲載していることも多く、中には復旧ラボの見学を行っている業者もあるはずです。
技術力の低い業者に依頼しないためにも、設備の有無は必ずHP上で確認しておきましょう。
復旧率を数値で表記していない
復旧率を表記していない業者には要注意です。
もし技術力に自信のある業者だと、復旧率を「数値」で具体的に記載していることが多いです。一方、復旧率を数値を表記していない業者は、技術力が乏しいか、設備を持たない零細企業といった場合が多く、あえて非公開にしている可能性があります。
たとえ定額制・完全成果報酬制を謳っていても注意しましょう。
SDカード、SSD、USBメモリなどのメモリ系機器の復旧実績が少ない
データ復旧業者であっても、SDカードの復旧に対応しているとは限らないため注意してください。
データ復旧に必要な知識は機器の種類によっても異なります。SDカードだけでなく、SSDやUSBメモリといったメモリ系機器の復旧実績がHP上であまり公開されていなかったり、そもそも掲載されていない場合は過去に復旧成功した実績が少なく、ノウハウがない可能性があります。
完全成果報酬・価格の安さを売りにしている業者
技術力や復旧率が低い業者ほど、「復旧に失敗したら0円(完全成果報酬)」や「定額制で安心」といったように価格の安さを売りにしている業者には要注意です。
完全成功報酬制の業者や、安価で復旧を請け負う業者は、市販の復元ソフトでもできるような軽度な復旧作業を対象としていることが多く、対応できる症状の幅も限られることがあります。少なくとも確実にデータ復旧を行うには、業者選びの際はプラン面で注意しておきましょう。
自分で無理に復旧しようとするとデータが破損するリスクあり。大事なデータは専門業者に相談するのが吉
もしデータが破損して困るのであれば、先に専門業者に相談しましょう。
その一握りの専門業者の中でも技術力には差があるので、以下の3ポイントを基準に実力が確かな業者に相談しましょう。
データ復旧業者の実力を確実に見極めるためのポイント
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
【ポイント2】信頼できる復旧業者かどうかを見極める
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
上記の3つのポイントから厳選した最もおすすめの業者は、デジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー
✔14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
✓各メーカーのレコーダー復旧にも対応可能
✔復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績
こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。難易度の高いレコーダーの復旧にも対応しています。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
ドライブレコーダーでSDカードを使用している場合
ドライブレコーダーのトラブルにおいて一番多いのが「SDカード」の不具合です。
その理由としては、常時録画するため書き込み回数が大幅に多いこと、振動や衝撃、真夏の高温など過酷な使用環境であることが挙げられます。
更にドライブレコーダーは常時使用するため、容量がなくなり次第過去のデータを完全上書きしてしまいます。
何時間まで録画できるのかを把握しておかないと、過去の事故データを見たくても上書きされ、見られなくなるため注意が必要です。
また、事故の際にドライブレコーダーごと損傷し、取り出せなくなった場合は、無理にSDカードを取り出だそうとせず、そのままの状態にしておくと復旧率も上がります。
【2023最新】ドライブレコーダー(ドラレコ)の録画データ復元方法
カメラでSDカードを使用している場合
カメラで設定している画質やファイル形式によっても、SDデータの使用量が変化します。
4K撮影をしている方などはSDカードへの書き込み容量が多くなるため、比較的壊れやすいです。
よくある失敗として多いのが、同じSDカードを多様なカメラにしようすることで認識されない症状が起きた際に、フォーマットをしてしまうことです。
フォーマットをするとSDカードが初期化され、データにアクセスすることができなくなってしまうので、うっかりフォーマットをしないように注意しましょう。
ゲーム機器でSDカードを使用している場合
ゲーム機器に使用されているSDカードの復旧は難しいとされています。ゲームデータはHDDなどのデータと比較して複雑で、データ復旧業者でも対応事例が少ないことが理由です。
復旧できる業者が限定されるため、データ復旧を依頼しようとしても断られる可能性があります。
最近では、ダウンロードゲームの数も増えてきたこともあり、それに伴いデータの使用量も必然的に多くなります。
絶対に消えてほしくないゲームデータなどはクラウド上に保存しましょう。
スマートフォンでSDカードを使用している場合
データのバックアップ、思い出写真・動画の保存、ゲームのダウンロードなどスマートフォンにおいてはデータを常に使用している状態です。
使用回数が多ければ多いほど、復旧の難易度は高く、データが消えてしまうリスクも大きくなります。
データ復旧アプリや再起動によって個人で対処できる場合もありますが、スマホで完結できるデータ復旧アプリはデータ復元ソフトよりも復旧成功率がさがります。
スマートフォンのデータを復旧したい場合は、データ復旧業者に相談すると復旧成功率が高くなります。
なお、スマホを初期化してしまうと消えたデータを取り戻すことは非常に困難になるため、初期化は控えましょう。
スマホが故障?修理業者では困難な「データ」の救出方法|削除データも復旧
SDカードのデータ復元でよくある質問
SDカードのデータ復元についてよくある質問とその回答をまとめました。
- SDカードのデータが消える原因は?
- SDカードに保存した写真はどうやって見るの?
- SDカードの寿命は?
- SDカードのデータを自力で復元できる?
SDカードのデータが消える原因は?
SDカードのデータが消えてしまう原因は、誤操作による削除・フォーマットだけでなく、静電気などでデータが飛んでしまうケースもあります。SDカードの受け渡しは、必ずプラスチックなどのケースに入れた状態で行いましょう。
また、データの処理中にSDカードを抜いてしまったり、「安全なデータの取り外し」を行わずにいきなり抜いてしまうことで保存していたデータが破損し、閲覧できなくなることもあります。
SDカードに保存した写真はどうやって見るの?
SDカードに保存したデータを見るには、撮影した機器(スマホやカメラ)で再生する方法と、パソコンに接続して見る方法があります。
もし、どちらに接続してもデータが見られないという場合は、データが消えてしまっている可能性があります。余計な操作を加えず、データ復元ソフトやデータ復旧業者にてデータを復元しましょう。
SDカードの寿命は?
SDカードの寿命は書き換え回数で決まり、約3,000回ほどと言われています。
また、SDカードは持ち運びや複数機器で接続する機会が非常に多いため、寿命が来るより先に静電気や折れた・曲がったなどのトラブルによって壊れてしまうケースも多いです。
SDカードのデータを自力で復元できる?
SDカードのデータを自力で復元するには、データ復元ソフトを使用します。
ただし、写真の一部がピンクや緑になってしまって見えなかったり、動画が途切れ途切れで一部しか復元できないケースもあります。データ復元ソフトを使用するかどうかは慎重に判断しましょう。
もし撮影データなど、唯一無二のデータを復元する場合は、専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
SDカードのデータ復旧率はどのぐらい?
SDカードのデータ復旧率は各業者によって変わります。
業者が過去にどの程度の対応実績があるのか、エンジニアの数はどの程度か、設備は最新か、など多くの要因によって復旧率が左右されます。
データ復旧業者では動画・画像のデータを復旧できる?
データ復旧業者に依頼すれば、動画や画像の復旧が可能です。
しかし、動画の復旧は難しいと言われており、難易度はファイル形式などによっても変わります。
動画、画像の復旧を依頼する際には、依頼先には十分な対応実績(20万件以上がおすすめ)があるのか、依頼前に確認する必要があります。
まとめ
SDカードのデータが破損した時の復元方法について紹介してきました。大切な写真や動画が保存されているSDカードが破損してデータが読み取れなくなったら、様々な方法で復元を試みるかもしれません。
コストをかけたくない場合は、無料の復元ソフトを使う方法がおすすめですが、失敗した場合、さらに状態を悪化させてしまうこともあります。そのため重要なデータが含まれているSDカードのデータを復元したい場合は、最初から専門業者に依頼することをおすすめします。
SDカードからデータを取り出す復旧業者に無料相談したい方はこちら>>
SDカードのメーカー一覧
- バッファロー
- サンディスク SANDISK
- エレコム ELECOM
- 東芝 TOSHIBA
- パナソニック Panasonic
- TRANSCEND トランセンド
- レキサー Lexar
- ソニー SONY