【徹底解説】サーバーの復旧・修理方法|故障・不具合の原因や対処法|サイバーセキュリティ.com

【徹底解説】サーバーの復旧・修理方法|故障・不具合の原因や対処法

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多くの企業ではWebサイトやデータベースなどを利用するためにサーバを立ち上げて運用していますが、故障や不具合などの原因で起動しなくなってしまったり、アクセスできなくなってしまうことがあります。

大切な企業データにアクセスできなくなってしまった場合、企業にとっては大きな損失となってしまうでしょう。そこで今回はサーバーに故障や不具合が発生する原因や復旧・修理するための方法について詳しく解説いたします。

サーバーの故障・不具合の原因

サーバーはどのような原因で起動しなくなるのでしょうか。主な原因について3つ紹介します。

ハードウェア障害

サーバーも1つの機械であるため、物理的に故障してしまう場合があります。サーバーの故障のほとんどはハードウェア障害が原因です。ハードウェア障害によって、サーバが停止してしまうとデータが失われる危険があります。

特に多いハードウェア障害例としては、

  • 経年劣化によるHDDの論理障害・物理障害
  • リビルド中にHDDに不具合が発生してしまったことを起因とするRAID崩壊
  • 筐体の故障またはOSの不具合

のようなケースが挙げられます。

サイバー攻撃

サーバーにはインターネット上に公開されていない社内LANで運用しているサーバーと、Webサーバーやメールサーバーなどインターネット上に公開されているサーバーの二通りがあります。この中でもインターネット上に公開されているサーバーは、外部からサイバー攻撃のターゲットになることがあります。

サーバーを停止させるサイバー攻撃の一つとして、「DoS(Denial of Service)攻撃」があります。DoS攻撃は”ドス攻撃”と呼ばれ、インターネット上に公開されているサーバーに対する攻撃として古くから知られています。サイバー攻撃の被害にあってしまった場合には、フォレンジック調査などの対応が必要となります。

アクセス過多

サーバーに対するアクセス過多もサーバーが起動しない・電源が入らない原因の一つです。例えばWebサイトに自社の新商品を発表した時や、大手のニュースサイトに紹介されたときなど、一時的にWebサイトに想定以上の訪問者が訪れて、サーバーが処理できずに停止してしまうことがあります。

アクセス過多は一時的な現象であることがほとんどです。そのため時間が経過すれば自然と問題は解決します。しかし何も対策をしなければ、今後も同程度のアクセスの発生でサーバーが停止することも考えられます。対策としてはサーバーのCPUやメモリなどのスペックを向上させたり、複数のサーバーを準備してロードバランサーを使ったりして、負荷を分散させるなどの対策が有効です。

サーバーの故障・不具合の対処法

もしサーバーが起動しなくなったら、どのように対処したら良いのでしょうか。ここでは3つの対処法について紹介します。

電源を確認する

はじめに、確認すべきことが電源です。なんらかの原因で、電源のスイッチが切れてしまっていたりする場合も多くあります。まずは落ち着いて電源を確認しましょう。

また、サーバーを再起動することで解決する場合もあります。しかし、電源をON、OFFする行為は、大きな負荷がサーバーにかかります。再起動や電源の入り切りを何度もする行為は、より症状を悪化させてしまう危険性があるので注意してください。

ハードディスクを交換して使用する

内部のハードディスクが原因の場合、交換することによってサーバーを使用できます。

しかし、この対処法はハードディスク自体を交換してしまうため、中のデータは元に戻りません。元の状態のサーバーとし使用するには、バックアップからのデータのサルベージが必要となります。

データ復旧業者に依頼

上記では個人でできる対処方法を紹介しましたが、業者に依頼する方が安全に復旧が可能です。サーバーの修理や復旧を依頼する先としては「メーカー」「修理業者」「データ復旧業者」などがありますが、おすすめは「データ復旧業者」です。

メーカーや修理業者に依頼した場合、故障したHDDを交換するなどして修理対応がなされることがあるため、データが初期化されてしまう可能性があります。

その点データ復旧業者は、中の「データ」を復旧させることを目的としているほか、RAIDの修復やサーバー自体の修理まで対応可能な業者もあるため、重要なデータを保存している場合はデータ復旧業者に復旧の依頼をするのが安心です。

データ復旧業者選びのポイントや、サービス内容については以下のページで紹介しています。

サーバーを復旧・修理する場合の注意点

サーバーを復旧させる時には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。2つの注意点について紹介します。

障害を悪化させてはいけない

起動しないサーバーに対して、必要以上に再起動を繰り返したり、サーバーの内部の部品をいじったりすることはおすすめできません。サーバーは精密なコンピュータなので、必要以上にさわることで障害を悪化させてしまう可能性があります。

自分の力でどうしてもサーバーの復旧が難しければ、インターネットから切断し、電源をシャットダウンして、安全な場所に保管しておきましょう。サーバーを適切に保管しておけば、これ以上障害が悪化することはありません。電源のオンオフやOSの入れ替え、リビルドやRAIDカードの交換などの作業は控え、速やかに専門業者に相談しましょう。

個人での作業はリスクが大きい

サーバーには重要なデータが含まれていることが多く、もしサーバーが起動しなくなったら業務に重大な影響が発生することもあるでしょう。そんな時でも個人で復旧作業させることは、非常にリスクが大きいです。そのような時は技術力があり、信頼できる専門の業者にサーバーの復旧を依頼しましょう。確実にサーバーが復旧できるとは限りませんが、素人があれこれ作業するより、復旧できる可能性は高くなります。

また、複数のHDDでRAIDを組んでいる場合は障害がより複雑になっている可能性が高いため、特に注意が必要です。

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まとめ

最近ではクラウドが普及しているため、自社でサーバーを管理することは少なくなりました。しかし全てのシステムがクラウドに移行できるわけでもなく、社内でサーバーを設置したり、レンタルサーバーを契約して利用したりしている企業もあるでしょう。

サーバーに障害が発生することで、ビジネスにおいて思わぬ機会損失につながります。しかしサーバーの障害を100%防ぐことはできません。サーバーの障害発生時にどのような行動を取り被害を最小限に食い止めるのか、何も対策が考えられていなければ、サーバー障害時の対応について、一度社内で検討してみてはいかがでしょうか。

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