
スマートフォンやUSBメモリ、外付けHDDをPCに接続した際、以下のようなトラブルに直面していませんか?
- 「USBの管理 切り替えができませんでした」と表示される
- デバイスがまったく認識されない
- ファイル転送ができず、接続音だけ鳴って反応がない
このような症状は、USB接続時の転送モード切り替えや、USB制御の初期化に失敗した場合に発生します。原因としては、物理的な接続不良、USBドライバの破損、スマホの設定ミスやシステムの不整合など、複数の要因が考えられます。
適切に対処しないまま放置すると、デバイス内部のデータにアクセスできなくなる可能性もあり、業務や個人の大切な情報が取り出せなくなるリスクもあります。
この記事では、「USBの管理 切り替えができませんでした」と表示されたときに考えられる原因と、初心者でも試せる対処法をわかりやすく解説しています。
目次
「USBの管理 切り替えができませんでした」の原因
このエラーが発生する背景には、物理的な不具合からソフトウェア的な設定ミス、さらにはデバイス自体の故障まで、多様な原因があります。まずは主な原因を把握しましょう。
物理的な接続不良・ケーブルの劣化
USBケーブルが断線していたり、端子が汚れていたり緩んでいる場合、データ通信に必要な信号が正しく伝わらず、切り替えエラーが発生します。
充電専用のUSBケーブルを使っていると、データ転送ができずに認識されない原因にもなります。
USBポートやデバイスの不良
パソコンやスマホのUSBポートが劣化していたり、接触が悪い、または相性の問題で接続に失敗するケースもあります。
USBポートの内部が壊れていると、他のデバイスも正常に認識されなくなります。
ドライバーの不具合や破損
USBデバイスやPC側のUSBコントローラに関連するドライバーが古かったり壊れていると、接続切り替えが正しく行われず、エラーになります。
自動でインストールされるドライバーでも、互換性の問題が起こることがあります。
システムエラーや設定ミス
スマートフォンで「ファイル転送」モードを選んでいない、またはOS側での接続許可がない場合、切り替えに失敗します。一時的なシステムの不整合でも発生することがあります。
通知バーで正しく設定されていないと、充電だけになり、接続モードの変更が無効になります。
USBデバイスの物理破損
USBメモリや外付けHDD、スマートフォンが故障すると、接続エラーや操作不能といった深刻なトラブルが発生します。
物理的な障害が原因の場合、市販ソフトや再接続だけでは改善せず、データに一切アクセスできなくなることもあります。
そのため、こうしたケースでは専門業者による診断と復旧が必要になります。個人での対応を続けることで、障害が悪化し、復旧の難易度が高まるリスクもあるため注意が必要です。
「とりあえず操作」は危険。自己判断がデータ消失を招くことも
機器に不具合が起きたとき、焦って自分で操作を試みた経験はありませんか?
一見すると単なるフリーズやエラーのようでも、内部では深刻な異常が進行している可能性があります。この状態で電源の再投入や設定変更を繰り返すと、システムが上書きされ、本来なら救えたはずのデータまでもが復旧困難になることがあります。
特に以下のような状況に当てはまる場合は、自己判断を避け、専門家による適切な診断を受けることが重要です。
- 絶対に失いたくない写真や書類が保存されている
- 大切な業務データが入っている
- 操作に自信がなく、何をすべきか迷っている
こうしたケースでは、早めの対応がデータを守る鍵になります。
そのため、まずは専門業者に相談し、正確な状態を見極めることが最善策といえます。
データ復旧業者を選ぶ際、「どこに相談すれば本当に安心できるのか」と悩む方は多いと思います。編集部では数多くのサービスを比較してきましたが、その中でも特に信頼性の高い選択肢としておすすめできるのが「デジタルデータリカバリー」です。
同社が選ばれている理由は、以下のような実績と体制にあります。
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実際に、個人の大切な写真や法人の業務データまで、幅広いトラブルに迅速かつ的確に対応しています。
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「USBの管理 切り替えができませんでした」の対処法
上記の原因に応じて、以下の対処法を順に試していくことで、問題を解決できる可能性があります。
再接続と再起動を行う
もっとも基本的で効果的な対処法が、USBケーブルの抜き差しとデバイスの再起動です。
- スマホやUSB機器をPCから外します。
- パソコンとスマホの両方を再起動します。
- 再度USBケーブルを接続し、通知バーから転送モードを確認します。
別のUSBポートやケーブルを試す
ポートやケーブルが原因の可能性があるため、ハードの接続先を変更します。
- 現在使用しているUSBポートとは別のポートに差し替えます。
- 別のUSBケーブル(できればデータ転送対応)を使用して接続します。
- 別のPCでも認識されるか確認して、原因を切り分けましょう。
ドライバーの更新・再インストール
PC側のドライバーに問題がある場合、再設定または更新で解決することがあります。
- Windowsの「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開します。
- 対象デバイスを右クリックし「ドライバーの更新」または「デバイスのアンインストール」を実行します。
- 再起動後、USBを接続するとドライバーが自動で再インストールされます。
通知バー/接続モードを見直す
特にスマートフォンでは、接続後に適切なモード選択が必要です。
- スマートフォンをPCに接続します。
- 通知バーに表示される「USBの用途」をタップします。
- 「ファイル転送(MTP)」や「写真転送(PTP)」を選択します。
システム復元または初期化を行う
一時的なシステム不具合や設定の破損が原因の場合、復元や初期化が必要になる場合もあります。
- 「設定」→「システム」→「回復」からシステム復元ポイントを利用する。
- 復元できない場合は、リカバリーツールやメーカー製の復旧ソフトを利用します。
- 大切なデータがある場合は初期化前に必ずバックアップを行ってください。
データ復旧業者に相談する
USBメモリや外付けHDDが物理的に故障している場合、自力での復旧は難しく、無理な操作でデータを完全に消失させる危険性もあります。
- 信頼できるデータ復旧業者のWebサイトで「初期診断無料」を確認します。
- 症状やデバイスの情報を伝え、対応可否を確認します。
- 診断結果をもとに、復旧の可否や費用を確認して依頼します。
おすすめデータ復旧サービス・製品
物理的な損傷やソフトウェアで復元が難しい場合、以下のデータ復旧業者をご検討ください。
デジタルデータリカバリー

対応製品 | ■記憶媒体全般 ハードディスク、外付けHDD、NAS/サーバー(RAID構成対応)、パソコン(ノートPC/デスクトップPC)、SSD、レコーダー、USBメモリ、SDカード、ビデオカメラ、スマホ(iPhone/Android)、ドライブレコーダー等 |
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まとめ
「USBの管理 切り替えができませんでした」というエラーは、物理的な接続ミスから、設定の選択漏れ、システムやドライバーの問題までさまざまな原因が絡んで発生します。
再起動やケーブル変更、ドライバーの再設定といった基本的な対処を順に試すことで、ほとんどのケースは解決可能です。ただし、デバイス自体の物理障害が疑われる場合は、自力での対処を避け、速やかに専門業者へ相談することが安全です。