SSDのクローン作業が失敗した時の原因とやり直し方法を徹底解説|サイバーセキュリティ.com

SSDのクローン作業が失敗した時の原因とやり直し方法を徹底解説

SSDへのクローン作業は、OSやアプリをそのまま移行できる便利な手段ですが、途中で失敗すると起動しない・データが破損するなどのトラブルが起こることがあります。

本記事では、SSDクローンに失敗する主な原因とそのやり直し方法、注意点を詳しく解説します。自力での修復が難しいケースでは、専門業者のサポートも検討しましょう。

SSDクローンが失敗してやり直しが必要な主な原因

SSDのクローン作業がうまくいかない理由はいくつかあります。状況に応じて適切な対応をすることで、やり直しによる成功率を高められます。

換装後のSSDでWindowsが起動しない

クローン完了後に新SSDへ換装したものの、Windowsが起動しなかったり、データが一部消えている場合、クローン処理が正しく完了していない可能性があります。

リスク:無理に作業を続けると、元ディスクのデータにも影響を与える恐れがあるため、早めにやり直しが必要です。

クローン中のエラー・中断

クローン作業中にUSBケーブルの抜け・スリープ状態・電源不安定・容量不足・ウイルスソフトによる干渉などがあると、エラーが出て処理が途中で止まることがあります。

リスク:途中で止まった状態のSSDには不完全な情報が残り、次のクローン時に障害となる場合があります。

相性・パーティションエラーによる失敗

新しいSSDを使用する際、マザーボードや接続方式との相性が悪い場合や、クローン先のSSDに不適切なパーティション設定がある場合には、クローン作業中にエラーが発生し、正常に完了しないことがあります。

クローンが失敗すると、SSDが「未割り当て」や「不明」と表示され、再度クローンを行う前に初期化が必要になるケースもあります。誤った操作によってデータが完全に失われるリスクもあるため、作業を進める際は慎重な判断が求められます

「とりあえず操作」は危険。自己判断がデータ消失を招くことも

0x00000050エラーの原因と対処法を徹底解説

機器に不具合が起きたとき、焦って自分で操作を試みた経験はありませんか?

一見すると単なるフリーズやエラーのようでも、内部では深刻な異常が進行している可能性があります。この状態で電源の再投入や設定変更を繰り返すと、システムが上書きされ、本来なら救えたはずのデータまでもが復旧困難になることがあります。

特に以下のような状況に当てはまる場合は、自己判断を避け、専門家による適切な診断を受けることが重要です。

  • 絶対に失いたくない写真や書類が保存されている
  • 大切な業務データが入っている
  • 操作に自信がなく、何をすべきか迷っている

こうしたケースでは、早めの対応がデータを守る鍵になります。

そのため、まずは専門業者に相談し、正確な状態を見極めることが最善策といえます。

データ復旧業者を選ぶ際、「どこに相談すれば本当に安心できるのか」と悩む方は多いと思います。編集部では数多くのサービスを比較してきましたが、その中でも特に信頼性の高い選択肢としておすすめできるのが「デジタルデータリカバリー」です。

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SSDクローン作業のやり直し手順と対処法

以下に、SSDクローン作業をやり直すための具体的な手順とそのポイントを順に解説します。

元ディスクの状態を確認する

まず、クローン元のHDDやSSDが正常に機能しているかを確認します。ファイルが読み取れる・保存できるか、セクタエラーが出ていないかチェックしてください。

確認手順
  1. エクスプローラーでクローン元のディスクにアクセスし、ファイルが正常に表示されるか確認します。
  2. 必要に応じて「chkdsk」コマンドでエラー診断を行います。
  3. 重要データは必ず別メディアにバックアップを取っておきましょう。

クローン先SSDを初期化する

失敗したクローンのデータが中途半端に残っていると、再実行時にエラーの原因となります。再挑戦前にSSDを初期化し、未割り当て状態に戻すのが安全です。

SSD初期化の手順(2通り)
  1. Windowsの「ディスクの管理」を開く。
  2. クローン先SSD上の各パーティションを右クリックし「ボリュームの削除」を実行。
  3. すべての領域が「未割り当て」になっているか確認。
  4. または、コマンドプロンプトから以下を実行:
    diskpart
    list disk
    select disk 〇
    clean

    ※誤って別のディスクを選択しないよう注意。

接続・電源・セキュリティ設定の見直し

クローン失敗の多くは、USB接続やスリープ・セキュリティソフトなどの環境的な問題によるものです。再実行時は安定した環境で実施しましょう。

見直すポイント
  • スリープ機能を無効にしておく
  • セキュリティソフトを一時的に停止
  • USBケーブルは信頼性の高いものを使用
  • 可能ならSATA接続を使用し、ノートPCはAC電源で作業

クローンソフトの設定見直しと再実行

使用しているクローンソフトの設定ミスや、除外ファイル・クローンモードの選択ミスも失敗の原因です。フルクローンモードなどを指定し、設定を再確認してください。

再クローンの実行手順
  1. クローンソフト(例:EaseUS Todo Backup, AOMEI Backupperなど)を起動。
  2. 「ディスククローン」や「システムクローン」を選択。
  3. クローン元と先のSSDを正しく指定する。
  4. 「セクター単位でクローン」などのオプションを確認。
  5. クローン開始後は途中で操作せず、完了まで待ちます。
  6. 完了後は旧ディスクを取り外し、新SSDのみで起動を確認。

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まとめ

SSDクローン作業の失敗は珍しくありませんが、原因を明確にし、正しい手順でやり直すことで多くのケースは解決可能です。

重要なのは、焦らず順を追って環境の確認・初期化・再実行を行うことです。

ただし、繰り返しても改善されない場合や、物理的な不調が疑われる場合は早めに専門のデータ復旧業者へ相談しましょう。

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