
Lenovoのパソコンを起動した際や使用中に突然現れるエラーコード。初めて見ると驚いてしまいますが、落ち着いて対処すれば復旧できるケースも多くあります。
本記事では、代表的なエラーコードの意味と具体的な対処法を一覧でご紹介します。
Lenovoパソコンの代表的なエラーコードとその意味・対処法
以下の表では、よくあるエラーコードをピックアップし、それぞれの意味と推奨される対処法を分かりやすくまとめています。
エラーコード | 意味 | 対処法 |
---|---|---|
0200 | ハードディスクエラー:HDDが正常に動作していない | ・HDDの物理接続を確認する ・BIOSでHDDが認識されているかチェックする ・接触不良がないか確認し、再接続を行う |
01791 | ハードディスク1エラー:HDD1に障害が発生している | ・0200と同様、接続の確認・再接続を行う ・複数のドライブ構成の場合、HDD1が正しく認識されているか確認 |
0231 | システムRAMエラー:メモリに問題がある | ・RAMを一度抜き、別スロットに挿し直す ・他のメモリに交換して確認する |
0251 | CMOSチェックサムエラー:BIOS設定の破損 | ・BIOSを起動して「初期化(Defaultに戻す)」を実行する ・CMOS電池の交換も検討 |
191xx | PM初期化エラー:パワーマネジメントの問題 | ・マザーボードの異常の可能性があるため、専門業者に相談 |
199xx | リジュームエラー:スリープ復帰の失敗 | ・システムボードの異常の可能性あり ・ハードウェア診断ツールを使用、または修理相談 |
02401 | ビデオエラー:グラフィック機能に問題 | ・BIOSでビデオ設定を確認し、デフォルトに戻す ・内蔵/外部GPUの切替設定を見直す |
08601 | システムバスエラー:マザーボードとの通信不良 | ・内部のハードウェア異常が疑われるため、修理相談を推奨 |
特に「0200」や「01791」などのエラーは、ハードディスク自体に重大な障害が発生している可能性を示しています。このような状況では、わずかな対応の違いがデータの生死を分けることになります。市販ソフトを使った復旧や、自力での分解作業は一見手軽に思えるかもしれませんが、内部構造を傷つけたり、データの上書きを引き起こすリスクがあり、かえって復旧を困難にするケースが多く見られます。
こうしたリスクを回避し、大切なデータを守るためには、迷わず専門業者に相談することが最善の選択です。どこから手をつけていいかわからない場合でも、まずは正確な診断を受けることで、適切な対応への道筋が見えてきます。
共通の対処ステップ
Lenovoパソコンで表示されるエラーコードにはさまざまな種類がありますが、多くのトラブルに共通する対処法があります。特定のエラーコードに限らず、まずは以下の基本的なステップを確認してみましょう。
パソコンの再起動
一時的なエラーやソフトウェアの不具合である場合、再起動するだけで問題が解消されることがあります。特に突然発生したエラーの場合は、まず落ち着いて電源を切り、再起動を試してみてください。
BIOSの確認・初期化
BIOS設定が原因でエラーが出ているケースもあります。パソコン起動時にBIOSセットアップ(通常はF1やF2キー)に入り、「Load Setup Defaults(初期化)」などの項目を選択して設定を初期化することで改善する場合があります。
ハードウェアの接続確認
HDDやメモリ(RAM)の接続が緩んでいる、または取り付けが不完全になっていると、エラーが表示されることがあります。一度パソコンを開けて、各パーツがしっかりと装着されているかを確認し、必要に応じて再接続しましょう。
ドライバーの更新
古いドライバーや互換性のないドライバーを使用していると、エラーの原因になることがあります。Lenovo公式サポートページから最新のドライバーをダウンロードしてインストールすることで、エラーが解消することがあります。
専門業者への相談
これらの基本対処法をすべて試しても問題が解決しない場合は、ハードウェア自体に深刻な問題が発生している可能性があります。その場合は、無理に自己修復を試みるのではなく、早めに信頼できる専門業者に相談することをおすすめします。無理に触ると症状が悪化したり、データを失うリスクもあります。
以上のステップを順に確認しながら対応すれば、Lenovoパソコンの多くのエラーは適切に対処できます。特に、ハードウェアに関わる問題は早めの判断が大切です。
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まとめ
Lenovoパソコンで発生するエラーコードは、ハードディスク、メモリ、BIOS設定、マザーボードなど、さまざまな要因が関係しています。エラーの内容を正しく理解し、冷静に対処することで、多くの問題は自分で解決できます。
しかし、マザーボードやシステムバスのような深刻なハードウェアエラーは、自己解決が難しいため、無理をせず早めに専門業者へ相談するのが安全です。
本記事がトラブル解決の一助になれば幸いです。