
Windowsで「このデバイスは利用できません(コード22)」というエラーが表示されると、周辺機器やPCパーツが正常に動作しなくなります。
本記事では、このエラーの主な原因と対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。
「このデバイスは利用できません(コード22)」エラーの原因
コード22エラーは、Windowsのデバイスマネージャー上でハードウェアが無効化されている状態を表しています。主な原因は以下の通りです。
デバイスの無効化
最も一般的な原因は、ユーザーがデバイスを手動で無効化しているケースです。デバイスマネージャー上で無効化されているデバイスは、「コード22」としてエラー表示されます。
システムリソースの不足
PCのメモリやIRQ、I/Oポートなどのリソースが不足している場合、Windowsが自動的に一部のデバイスを無効にすることがあります。これも「コード22」の原因となります。
ドライバーの問題
古いドライバーや破損したドライバーがインストールされていると、デバイスが正常に動作せずエラーコード22が発生することがあります。特にOSアップデート後に多く見られます。
BIOSの設定不備
マザーボードのBIOS設定が不適切な場合、デバイスが正しく認識されず、結果としてコード22の原因になることがあります。設定ミスやファームウェアの不具合が関係することも。
「このデバイスは利用できません(コード22)」エラーの対処法
ここでは、エラー「このデバイスは利用できません(コード22)」が表示された際に実行できる具体的な解決策を紹介します。
デバイスを手動で有効化する
もっとも簡単で効果的な方法が、デバイスマネージャーからデバイスを手動で「有効化」することです。
- 「スタート」→「デバイスマネージャー」を開きます。
- エラーが出ているデバイスを右クリック →「プロパティ」を選択。
- 「ドライバー」タブを開き、「デバイスを有効にする」ボタンをクリック。
- 確認メッセージが出たら「OK」を押します。
ドライバーの更新または再インストール
ドライバーの不具合が原因である場合、更新や再インストールによって正常動作に戻る可能性があります。
- 「デバイスマネージャー」で対象デバイスを右クリック →「デバイスのアンインストール」を選択。
- その後PCを再起動すると、Windowsが自動でドライバーを再インストールします。
- うまくいかない場合は再度右クリック →「ドライバーの更新」を選択し、最新のドライバーに更新します。
PCを再起動する
一時的な不具合やOSの一時エラーによってデバイスが無効化されている場合、PCを再起動することで正常に戻ることがあります。
- 「スタート」→「電源」→「再起動」を選択します。
- 再起動後、再度デバイスマネージャーでエラーが解消されたかを確認します。
CMOS/BIOSをリセットする
BIOSの設定ミスが原因でデバイスが認識されないこともあるため、初期設定にリセットすることで解消することがあります。
- PC起動時に「F2」や「Delete」キーでBIOSセットアップに入る。
- 「Load Setup Defaults」や「Reset to Default」を選択。
- 設定を保存して再起動します。
システムの復元を行う
コード22が突然表示されるようになった場合、システムの復元でエラー発生前の状態に戻すことで解決する場合があります。
- 「スタートメニュー」で「復元」と検索し、「システムの復元」を選択。
- 「推奨される復元ポイント」または手動で任意のポイントを選び「次へ」をクリック。
- 「完了」を押して復元を開始します。
しかし、それでも改善しない場合は、ハードウェア側のトラブルが原因となっている可能性が考えられます。
このようなケースでは、無理に操作を続けると障害が悪化し、内部データが損傷する恐れもあります。早期に専門的な診断を受けることで、適切な対処につなげることができます。大切なデータを失わないためにも、安易な自己判断は避け、慎重に対応することが大切です。
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まとめ
「このデバイスは利用できません(コード22)」は、デバイスが無効化されていることを示すエラーです。ドライバーやBIOS設定の見直しで改善することが多いですが、ハードウェアトラブルの場合は専門業者への相談を検討しましょう。早めの対応で、トラブルの拡大を防ぐことができます。