「Macを充電器に接続しても充電できない」「充電が1%のまま進まない」
Macのこういった充電トラブルは、Mac本体に問題があるケースと周辺機器の電力供給の問題を起こしていることなど様々な原因があります。
Macが充電することができるようにするためのほとんどの対処法は自分でできるものです。原因によって対処法が異なるため原因から確認していきましょう。
今回はMacが充電できないときの原因と症状、そして対処法7選を紹介します。
Macが充電できないときの原因
Macが充電できないときは下記の原因を考えることができます。
- Mac本体や周辺機器の電力供給に問題がある
- 周辺機器との接触不良
- ケーブルの配線に欠陥がある
- アップデートが滞っている
- アダプタが熱くなっている
- 使用環境が悪い
- 回線ノイズが起こっている
- バッテリーが経年劣化している
原因によって対処法が異なるので、Macが充電できない原因を判断するのが困難な方はデータ復旧業者に相談するのをおすすめしてます。
Macが充電できないときに起こる症状
Macが充電できないときによくある症状は、以下のようなものがあります。
- 充電が1%のまま動かない
- 充電マークが表示されない
- バッテリーが増えない
- 「バッテリーは充電できません」と表示される
- 電源アダプターを抜くと一瞬で充電がなくなる
Macが充電できないときの対処法7選
Macが充電できないときの対処法は以下の7選があります。
- 一度作業を止める
- 周辺機器を確認する
- アダプターを冷ます
- バッテリーを確認する
- CMCをリセットする
- Apple Storeに修理を依頼する
- データ復旧業者に相談
間違った対処法を繰り返すと、Mac内の傷が深くなり復旧の難易度が上がるため不安な方はデータ復旧業者に相談するようにしてください。
一度作業を止める
電源アダプターを一度コンセントから外し、30秒作業をやめてみましょう。
回線ノイズとは無線や有線にかかわらず、通信回線に存在する電気信号に邪魔が入り、人に聞こえるほどの異音が聞こえたり通信速度がとても遅くなったりすることがあります。
回線ノイズが起こっていると、電源アダプターをコンセントから抜き、30秒作業をやめるとデータが充電することができる場合があります。
周辺機器を確認する
電源ケーブルやアダプターなどの周辺機器が接触不良を起こしていると、Macが充電できないことがあります。
周辺機器がしっかり奥まで挿入されているか、ほこりをかぶっていないか確認してください。
アダプターを冷ます
電源アダプターの温度が高くなりすぎていると、自動的に動作が停止することがります。
熱くなりすぎている場合は電源ケーブルをMacから外して冷ますようにしてください。
バッテリーを確認する
バッテリーを長年使用していると劣化することがあり、Macが充電できないことにつながっている可能性があります。
バッテリーの状態は正常、間もなく交換、今すぐ交換、バッテリーの交換修理の4段階があります。
現在のバッテリー状態を以下の方法で確認してみましょう。
- 「option」キーを押しながら、右上に表示される「バッテリー」のアイコンをクリック
- メニューバーの1番上に表示される「バッテリーの状態」を確認する
確認して、今すぐ交換かバッテリーの交換と表示されている場合は交換するように検討してください。
SMCをリセットする
SMCとはSystem Management Controllerの略称であり、システム管理コントローラーのことです。電源やバッテリーを管理する機能があります。
SMCをリセットすることで電源やバッテリーが正常に動くようになるケースがあります。
SMCのリセット方法はT2 MacBookとT2 iMacとで異なります。それぞれの方法は以下の通りです。
T2 MacBook
T2 MacBookを使用してSMCをリセットする方法は以下の手順です。
- Mac をシステム終了
- 「control 」キーと「option (Alt) 」キーと「shift 」キーを同時に長押し
- 上記のキーを7秒間押し続け、電源ボタンも長押し
- 上記の4つのキーをさらにすべて長押し
- 指を離す
- 数秒待つ
- 電源ボタンを押す
T2 iMac
T2 iMacを使用してSMCをリセットする方法は以下の手順です。
- Mac をシステム終了
- 電源コードを外す
- 15秒待つ
- 電源コードを再接続
- 5秒待つ
- 電源ボタンを押す
Apple Storeに修理を依頼する
保障サービスに加入している方や純正品を使用して修理をしたい方はApple Storeに修理を依頼することをおすすめします。
純正品を使用すると、修理後のトラブルが少ないというメリットがあります。ただし、一度でも非純正品で修理したことがある方はApple Storeで修理することができないので注意してください。
Apple StoreにはMacBookの修理専門窓口があり、チャットや電話でサポートを受けられます。
なお、Appleの修理サービスを利用するとデータはすべて初期化(消去)されてしまうため、必要なデータが保存されている場合はデータ復旧を優先しましょう。
データ復旧業者に相談する
Mac内に仕事や家族との思い出など大切なデータが保存されている方は無料で診断・見積ができるデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
一度自分で作業を行い失敗してから、データ復旧業者に相談してもデータ復旧業者でさえも復旧が困難になるほど、刻まれた傷が深くなる可能性があります。
原因によって対処法が異なるので、原因を判断することのが難しい方は作業を自分で試みる前に、データ復旧業者に相談するようにしてください。
24時間365日電話窓口がある業者や無料で初期診断を行っている業者であれば安心なので、まずは相談してみましょう。
おすすめデータ復旧業者
データ復旧業者といっても、技術のない業者に依頼してしまうと、その後の復旧率が下がってしまうため、その選定はかなり重要です。
特にMacBookの場合はSSD復旧に対応しているかが、業者選定時の重要な指標となります。
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復旧費用 | 相談から見積もりまで無料 500GB未満:5,000円〜 500GB以上:10,000円〜 1TB以上:20,000円〜 2TB以上:30,000円〜 |
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復旧期間 | 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合) 約80%が48時間以内に復旧完了 |
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まとめ
今回はMacが充電できないときの原因と症状、そして対処法7選を紹介しました。
自分で行うことができる対処法が多いですが、原因の判断が難しい方はデータ復旧業者に相談するようにしてください。