NETGEAR製 ReadyNASが起動しない!原因や注意点について|サイバーセキュリティ.com

NETGEAR製 ReadyNASが起動しない!原因や注意点について

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NETGEAR(ネットギア)から発売されているReadyNAS(レディナス)は、個人向けから企業向けと豊富なラインナップを取り揃えており、非常に人気の高いNASです。

またX-RAID (expandable RAID)と言われるNETGEAR独自の自動ボリューム拡張機能もあり、大変便利な製品でもあります。

しかし普段から使用しているNETGEAR製ReadyNASがもし起動しなくなったり、アクセスできなくなった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

この記事では、ReadyNAS(レディナス)が起動しなくなった際の対処法や、データ復旧(サルベージ)方法、注意点について説明していきます。

【機種参考】
・ReadyNAS 210シリーズ
・ReadyNAS 420シリーズ
・ReadyNAS 520Xシリーズ
・ReadyNAS 620Xシリーズ など

ReadyNAS(レディナス)が起動しない原因

NETGEAR製ReadyNASが起動しない場合、主に以下の原因が考えられます。

  • アクセス過多
  • 筐体の故障
  • 内部のHDD障害

アクセス過多

サーバーへのアクセスが集中することが原因で、ReadyNASが起動しなくなることがあります。例えばWebサーバーとして使用している場合、提供するサービスやコンテンツ内容がSNSなどで話題になり、一時的にWebサイトへの訪問者が集中すると処理スピードが追い付かずサーバーが停止することがあります。

アクセス過多の問題は、時間が経過することで自然に解決することがほとんどです。しかし今後も起動しなくなってしまう可能があるため、CPUやメモリなどのスペックを向上させたり、複数のNASを準備するなどの対策を行う必要があります。

筐体の故障

ReadyNASが起動しない場合、電源ケーブルやUSBが正しく接続されていないか故障してしまっている可能性があります。まずは落ち着いて接続部分を確認しましょう。

解決した場合は、ReadyNAS自体に異常が発生しているわけではないため、ご安心ください。

内部のHDD障害

障害には大きく分けて以下の2種類があります。

論理障害

ReadyNAS内のHDDに論理障害が発生している場合があります。論理障害とはHDDのOSやシステムに何らかの異常が生じている状態を指します。
復旧には専用ツールを使用してのバイナリデータの解析や、ファイルシステムの修復を行う必要があります。

物理障害

ReadyNAS内のHDDに物理障害が発生している場合があります。物理障害とはHDD自体の破損によって発生した障害のことを指します。

落下などの衝撃を与えてしまったり、HDDから異音がしている場合、磁気ヘッドやプラッタ(データの読み書きを行う部分)に傷がついている恐れがあります。復旧する際にはクリーンルームと呼ばれる専用の施設での作業となるため、データ復旧業者に相談することをおすすめします。

ReadyNAS(レディナス)が起動しない場合の対処法

ReadyNASが起動しない場合の対処法には、以下のようなものがあります。

電源や周辺機器を確認する

何らかの原因で、ReadyNASの電源ケーブルが抜けてしまっている可能性があります。まずは落ち着いて、電源の差し込み口を確認しましょう。

この作業で問題が解決された場合は、機器に異常はありませんのでご安心ください。

HDDを交換する

ReadyNAS内にあるHDDに障害が発生している場合は、HDDを交換することで再び使用が可能になります。バックアップを取ってある方は、HDDを交換してからデータを戻して使用しましょう。

しかしHDDを交換することでReadyNAS内のデータがすべて消えてしまうため、バックアップを取っていない場合は注意が必要です。またリビルド(再構築)でHDDの順番を間違えてしまった場合も、データ復旧が難しくなってしまいますので注意してください。

データ復旧業者に依頼する

ReadyNAS内に保存してあるデータが必要な場合は、必ずデータ復旧業者に依頼しましょう。もし自己判断で復旧作業を行ってしまうと、別の障害が発生してしまう可能性があり、最悪の場合二度とそのデータを取り出すことができなくなってしまうことがあります。

そのため、異常に気づいた際はすぐにデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。

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ReadyNAS(レディナス)を復旧する際の注意点

ReadyNASを復旧する際には以下のような注意点があります。

電源のON/OFFや再起動は控える

ReadyNASの電源を何度もON/OFFすることや、再起動を行うことはなるべく控えましょう。不具合が発生しているHDDに大きな負荷をかけ、障害が悪化してしまう原因になります。重要なデータを守るためにも、異常を感じた際は電源を切り、その状態のまま保管することをおすすめします。

リビルド/データの再構築は行わない

ReadyNAS内部のHDDは同時期に製造されたものです。もしリビルド(再構築)を行っている際に他のHDDが故障してしまうと、リビルド前より状態が悪化してしまう恐れがあります。

最悪の場合、データをすべて失ってしまう可能性があるため、できる限りリビルドは避けてください。

データ復旧ソフトは利用しない

データ復旧ソフトを使用してもし直らなければ業者に依頼、と考えている方も多いかもしれません。しかし症状が正確に判断できていないうちに復旧ソフトを試してしまうと障害が悪化してしまい、復旧難易度が格段に上がってしまいます。

復旧ソフトの使用に失敗してしまうと費用と時間もかかってしまうため、安全にデータを復旧したい方はプロのデータ復旧業者に依頼しましょう。

おすすめデータ復旧サービス・製品

技術力が高い業者の選定といっても、素人には判断が難しいです。
そこで、データ復旧サービス各社の価格、内容(対応製品)、期間や特長から比較した、おすすめのサービスを紹介します。

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サイトデジタルデータリカバリー

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価格 500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
内容(対応製品) RAID機器(NAS/サーバー)、ハードディスク(パソコン)、外付けHDD、USBメモリ、ビデオカメラ、SSD、SDカード・MSDカードなど
期間 最短当日(持ち込みの場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 データ復旧専門業者で14年連続データ復旧国内売上No.1
95.2%の非常に高いデータ復旧率
累積36万件以上の相談実績
診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

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データリカバリーサービス

サイトデータリカバリーサービス

データリカバリーサービスはデジタルデータリカバリーに次ぐ復旧率90.6%を誇るデータ復旧業者です。
国内をはじめ世界各国の復旧会社と情報交換・技術導入を行っているようです。少数精鋭のエンジニア集団でそれほどの規模でないながらも1万3000件以上の相談実績があり、無料診断も実施しているため、データリカバリーサービスへ問合せしてみるのもよいでしょう。

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160GB~500GB未満:18,000円~
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まとめ

今回はReadyNAS(レディナス)が起動しなくなった際の対処法や、注意点について説明しました。

多くのデータを管理する必要があるNAS・サーバーはいつ不具合が発生するか分かりません。重要なデータが保存されている場合、データが取り出せなくなってしまう前に、プロのデータ復旧業者に相談してみましょう。

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