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RAID6のデータ復旧、障害事例や注意点について解説

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RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)とは「複数のHDDを組み合わせて1つのHDDのように使うことで、大容量のデータを安全かつ高速に利用できる技術」のことです。

今回は、RAID6に障害が起きる原因や適切な対処法などを徹底解説していきます。

RAID6とは?

RAID6とは、データを分散して複数のハードディスク(HDD)に書き込みながら、HDD障害に備えてデータ復元用の符号「パリティ」を計算・生成するRAID方式です。

RAID6は、RAID 5と同様の技術ですが「パリティ」を二重で生成することで、RAID5より耐障害性を高めています。

RAID6のメリット

  • RAID5よりも耐障害性に優れ、搭載されたHDDが同時に2台故障しても稼働できる。
  • HDDの本数が増えるほど容量・速度の効率化が見込める。

RAID6のデメリット

  • パリティ計算があるため書き込み処理が遅い。
  • パリティ格納用HDDが2台分も必要で、実際に使える容量はRAID5より少ない。
  • HDDが2台まで故障しても稼働できるため、障害が起きていることに気づきにくく、致命的な障害を起こしやすい。
  • 3台以上のHDDが障害を起こすと回復できない。
  • 大容量前提で最低4台のHDDが必要なため、導入コスト(イニシャルコスト)が高い。

RAID6が崩壊・起動しない原因

RAID6が崩壊あるいは起動しない6つの原因を以下に紹介します。

HDDの寿命

RAID6を構成しているHDDの寿命は3~5年程度と言われており、とくにパソコンの起動中、HDDはフル稼働しているため、他のパソコンのパーツと比較してもHDDは非常に壊れやすいとされています。

特に耐障害性が高い「RAID6」では安全性を過信して、他にバックアップを取っていなかった場合、複数台のHDDが故障してしまうと、データが完全消失する恐れがあります。

暑さによるHDDの故障

HDDを高温の環境で稼働させることも故障の原因となります。とくに夏場の冷房が効いていない室内ではHDDが故障し、RAID崩壊が発生する恐れがあります。ちなみにパソコン内部に埃が積もると、冷却がうまく働かず、故障のリスクを高めてしまいます。

埃などによるHDDの損傷

HDD周りの埃も故障の原因となります。HDDに限らずパソコンのパーツは精密機械であるため、パーツ内部に埃が積もったり、侵入したりすることで、故障の原因となってしまいます。

リビルドによる不具合

HDD障害時、予備用のバックアップを取っていた場合は、破損したHDDを予備用のHDDに交換し、リビルド(再構築)を行うことで元の状態に回復することができます。

しかしリビルドは、HDDにかける負荷も大きく、もし失敗すると、データは失われ、RAID崩壊する恐れがあります。

管理画面での操作ミス

RAIDの管理画面での操作ミスもRAID崩壊の原因となります。例えば、RAIDレベルの誤った変更や、HDDを初期化などの誤操作によってRAID崩壊を起こすケースです。

HDDの取り外しによる不具合

不具合が発生したHDDを取り外して確認した後、誤った箇所にHDDを戻してしまうことでRAID崩壊が発生するケースがあります。

RAID6 を復旧する際の注意点

何らかの障害でRAID6にアクセスができなくなった場合、さまざまな修復方法がありますが、特に、以下の5つの点に注意してください。

リビルド・データの再構築はNG

RAID6を構築している複数のHDDは同時期に製造されたもののため、もしリビルド中に別のHDDが故障すると、リビルド前より状態が悪化する恐れがあります。

HDDの順番入れ替え・交換はNG

RAID6では、複数台のHDDに分割されたデータが、規則的に保存される仕組みです。

しかし、HDDの順番を間違えて交換すると、本来は保存されるべきでないところにデータが保存されてデータの規則性が乱れてしまい、データが破損、あるいは上書きされてしまうリスクがあります。HDDの入れ替えや交換は出来る限り避けましょう。

HDDを取り外し単体で電源を入れるのはNG

RAID6を構築している1台のHDDを取り出し、単体で電源を入れてもデータを読み取ることはできません。それどころか、HDDに別のデータが上書きされることもあり、RAID6を構成するHDDとして使えなくなることもあります。

また、パソコンから「フォーマットしますか?」などのメッセージが表示されることもあり、もしフォーマットすると、HDDのデータは失われ、再度RAID6に接続してもデータを読み取ることができなくなります。

RAIDカードの交換はNG

RAIDカードの故障時に、新しいRAIDカードに交換する際は注意が必要です。なぜなら、RAIDカードには特殊なものが多いため、もし、互換性のないRAIDカードに交換してしまうと、HDDに不具合がなくても、データの読み取りができなくなる恐れがあります。

ちなみに、HDD内部に別の障害が併発している場合、たとえRAIDカードが一致していてもデータを見ることは出来ません。

RAID6の復旧方法

RAID6を復旧するには「データ復旧ソフト」か「復旧サービス業者」のいずれかを選択して利用する必要があります。

データ復旧ソフトを利用する

データ復旧ソフトは破損したファイルシステムなどを修復し、データを復元させるものです。メリットとして、「個人で手軽に行える」「比較的費用が安く済む」などの点が挙げられます。

逆に、デメリットとしては「物理障害が発生している場合は対応できない」「専門業者に依頼するよりも復旧率が低い」「障害を悪化させる可能性がある」という点が挙げられます。

手軽に利用できる反面、リスクも大きい方法といえるため、データの重要性が低い場合は、データ復旧ソフトを試してみてもよいかもしれません。

復旧サービス業者を利用する

復旧サービス業者は、故障やファイルシステムの破損などによって読み込めなくなったHDDなどに記録されていたデータの復旧を専門としているサービス業者のことです。

メリットとして「物理障害が発生していても対応可能」「ソフトを購入し、作業する手間が省ける」「復旧ソフトよりもデータ復旧率が高い」などの点が挙げられます。

逆に、デメリットとしては「自分で復旧する場合と比べて費用が高くなる可能性がある」ことがあげられますが、重要なデータの場合は、専門家であるデータ復旧業者に任せるのが最善の方法だといえるでしょう。

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おすすめデータ復旧サービス・製品

技術力が高い業者の選定といっても、素人には判断が難しいです。
そこで、データ復旧サービス各社の価格、内容(対応製品)、期間や特長から比較した、おすすめのサービスを紹介します。

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デジタルデータリカバリー

サイトデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは11年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧業者です。復旧率に関しても95.2%と業界最高水準を誇り、技術力は申し分ないといえます。
また、技術力の他に復旧スピードも非常に速く、最短当日かつ約80%が48時間以内に復旧されるというのも大きな魅力です。料金体系は成功報酬制が採用されており、診断・見積りも無料で行えるため、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへの問合せをおすすめします。

価格 500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
内容(対応製品) RAID機器(NAS/サーバー)、ハードディスク(パソコン)、外付けHDD、USBメモリ、ビデオカメラ、SSD、SDカード・MSDカードなど
期間 最短当日(持ち込みの場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 11年連続データ復旧国内売上No.1
95.2%の非常に高いデータ復旧率
累積18万件以上の相談実績
診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

データリカバリーサービス

サイトデータリカバリーサービス

データリカバリーサービスはデジタルデータリカバリーに次ぐ復旧率90.6%を誇るデータ復旧業者です。
国内をはじめ世界各国の復旧会社と情報交換・技術導入を行っているようです。少数精鋭のエンジニア集団でそれほどの規模でないながらも1万3000件以上の相談実績があり、無料診断も実施しているため、データリカバリーサービスへ問合せしてみるのもよいでしょう。

価格 160GB未満:12,000円~
160GB~500GB未満:18,000円~
500GB~1TB未満:25,000円~
1TB~2TB未満:36,000円~
2TB以上:48,000円~
内容(対応製品) 外付けHDD、パソコン、SSD、USBメモリ、RAID機器(NAS/サーバー)、ビデオカメラ、SDカード、MSDカードなど
期間 初期診断:最短90分
初期診断後に復旧期間を提示
特長 データ復旧率90.6%
延べ13793件のご利用実績
国内外の復旧会社とコネクションを持つ少数精鋭のエンジニア集団

まとめ

ここまでRAID6の障害原因と復旧する際の注意点などについて紹介しました。

RAID6はRAID5よりも耐障害性に優れ、非常に信頼できるRAIDレベルです。しかし搭載HDDは原則2台の故障までしか耐えらず、その間もRAID6は稼働し続けるため、致命的障害が起こるまで「障害が起こっていた」こと自体に気づきにくい落とし穴があります。

データを失わないためにも、RAID構築の際には「定期的なバックアップが必要である」ということを常に考慮しておきましょう。

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