技術にめっぽう詳しい人を指す愛称「Techie(テッキー)」。某海外セキュリティソフトウェア企業に勤務していた筆者は「カスペルスキーはTechie(テッキー)だから」などというやり取りを何度社内で耳にしたでしょうか。そんな技術者精神がにじみ出ている「カスペルスキー セキュリティ」について解説します。



カスペルスキー セキュリティの特徴や導入メリット

1997年に誕生したカスペルスキー社。その製品の特徴は“圧倒的な技術力”に尽きます。

第三者機関も認めるマルウェア対策性能

カスペルスキー セキュリティの性能については後述しますが、第三者評価機関による比較テストと製品レビューに2017年度86回参加し、うち1位を72回獲得78回しています。その受賞歴はカスペルスキーのWebサイトのトップにも大きく公開していることからも自信のほどが伺えます。

カスペルスキー社が最初に発見した脅威の数々

マルウェアとセキュリティソフトウェア企業との関係は泥棒と警察とまったく同じで、マルウェアが開発されてはセキュリティソフトウェア企業が対策プログラムを公開するというイタチごっこを続けていました。
これまで、セキュリティソフトウェア各社が自社の優位性を示すとき、大きな指標となるものが「新しく開発された脅威をどの企業が一番に発見し、解析を完了するか」という点です。

例えば、原子力関連施設をはじめ社会インフラ施設などの制御システムを攻撃する目的で開発されたマルウェア「Stuxnet」による大規模な脅威。史上初のサイバー兵器とも言われた「Stuxnet」を2010年7月にカスペルスキー社がいち早く確認し、CSIRT(ネットワークを監視調査する国際組織)に報告しています。

参照マルウェア Stuxnet(スタクスネット) について/日本CSIRT協会

引用Stuxnetの起源:最初に狙われた5つの組織/カスペルスキー

政府機関などを狙う悪名高いマルウェア「Red October」なども、カスペルスキー社がいち早く確認しています。このような実績から、セキュリティソフトの根幹を担うカスペルスキーの解析・研究部門は実力者揃いであることが明らかです。

参照“Red October” Diplomatic Cyber Attacks Investigation/カスペルスキー

カスペルスキー セキュリティの性能

第三者の評価機関による評価も参照しつつ、カスペルスキー セキュリティの性能を生み出した背景を探ります。

マルウェア対策性能

セキュリティ製品の有名な性能評価機関のひとつAV TESTが2018年1月/2月にカスペルスキー社製品に対して実施した製品レビュー結果を見てみます。

参照AV TEST
参照AV-TEST Product Review and Certification Report – Jan-Feb/2018

マルウェアからの防御

業界平均値 1月度結果 2月度結果
ゼロデイ脆弱性を悪用したマルウェアに対する防御率(計228件のサンプルを使用) 99.6% 100% 100%
直近4週間で発見され拡散したマルウェアに対する検出率(計4,877件のサンプルを使用) 99.9% 100% 100%

マルウェアからの防御に関する2つのテストにおいて100%の防御率を示しています。カスペルスキー社は他の性能評価機関AV-Comparativesからも2018年度の高評価製品に選出されています。

参照AV-Comparatives

モバイルデバイスの保護

モバイルデバイスの保護に関する性能はどうでしょうか。AV-Comparativesから2019年度Androidの最新テスト結果が公表されています。

参照Android Test 2019 – 250 Apps

このテストでは、Google Playストアからさまざまなセキュリティベンダーによる合計250件のセキュリティアプリをダウンロードして行われています。不正なファイルをダウンロードして実行し、それを検出するという評価方法ですが、カスペルスキーのソフトウェアも100%の検出率という結果となっています。

引用Android Test 2019 – 250 Apps

確かにカスペルスキー社の製品の受賞歴も目を見張るものがありますが、ここで注目すべきはこれらの評価機関によるテストやレビューは“参加型”である点です。

実際、他社と比較して自社の性能が劣るであろうと想定される場合、これらの比較レビューへの参加をあえて見送る企業もあります。カスペルスキー セキュリティの性能に相当の自信があるからこそ、第三者機関のレビューに参加し続けてきたというわけです。

カスペルスキー セキュリティの性能を実現する背景

ロシアのモスクワでカスペルスキー社を設立したCEOユージーンカスペルスキー氏。カスペルスキー氏は起業家である前に、世界的に有名なサイバーセキュリティのエキスパートです。

そんなカスペルスキー社はINTERPOL、Europolや各国の警察機関と強いパイプを持ち、サイバー犯罪との闘いを支援し続けていることからも「ビジネスの前に技術力あり」の精神が浸透していることの現れでしょう。

2018年度から「ソフトウェアアップデートや脅威検出ルールのアップデートを含み、それらソフトウェアのソースコードを提供」などの施策を含む「Global Transparency Initiative(透明性への取り組み)」を発表。マーケットシェアも重要ですが、まず製品の性能を高め企業の使命を全うすることに全力を注ぐのがカスペルスキー社なのです。

参照透明性への取り組み/カスペルスキー

製品ラインナップと価格

「カスペルスキー セキュリティ」の製品ナインナップは次のとおりです。

価格 特徴
1台版(ダウンロード版) 3,980円(1年版)
6,980円(2年版)
8,980円(3年版)
パソコン、スマートフォン、タブレットから選んで1台まで
5台版(ダウンロード版) 4,980円(1年版)
9,250円(2年版)
9,720円(3年版)
パソコン、スマートフォン、タブレットから選んで5台まで
月額セキュリティサービス 月額599円 パソコン、スマートフォン、タブレットから選んで3台までインストールできる月額でのサービス

※2019年3月27日調べ、いずれも税込価格

カスペルスキー セキュリティの評判・口コミ

カスペルスキー セキュリティは日本国内でも“緑の箱”のセキュリティソフトウェアとして有名ではありますが、ヨーロッパを中心にマーケットシェアを伸ばしています。ここではカスペルスキー セキュリティに対する海外での評判や口コミを紹介します。

良い口コミ

I had used Kaspersky for years. If you are tired of being buried in ADS etc, this is the program for you.
私は何年もカスペルスキーを使っています。もしお使いのセキュリティソフトウェアからの広告に困っているなら、カスペルスキー セキュリティはおすすめです。
引用:カスペルスキーインターネットセキュリティ2018/Amazon

悪い口コミ

I installed this software on my iMac, and by all accounts if performed well. That is until I tried to open Apple's iCloud on my desktop iMac to allow sharing of documents, photos, etc. between my "iMac", iPhone, and iPad. Finally, in desperation, I disabled the Kaspersky antivirus software. Problem solved!!!!
iMacにこのソフトウェアをインストールしました。iMac、iPhone、iPad間で書類や写真などを共有すべくiMacでAppleのiCloudを開こうとしたが、iMacがiCloudに接続できませんでした。カスペルスキー インターネットセキュリティを無効にしたら接続できるようになりました。
引用:カスペルスキーインターネットセキュリティ2018/Amazon

なお、iCloudにおける不具合についてはAppleのコミュニティでも議論がなされ解決方法が紹介されています。

参照iCloudとカスペルスキー/Appleコミュニティ

まとめ

世界中の脅威に対し誰よりも迅速に対策し、各国警察機関からも信頼の厚いカスペルスキー社。“玄人受けするセキュリティソフト”とも呼ばれていますがその実力は明らかで、はじめてセキュリティソフトをお使いになる方にもおすすめしたい製品です。



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