TeraStation(テラステーション)のデータ復旧方法や故障原因について徹底解説!

Buffalo社のTeraStation(TS:テラステーション)は、法人向けNASとして開発されており、多くの企業で採用されています。本記事では、TeraStationのよくある障害の事例や障害が発生したときの復旧方法を説明します。

TeraStation(テラステーション)の障害事例

TeraStationで起こりがちな障害にはどのようなものがあるのでしょうか。事例を紹介します。

電源が入っているのにアクセスができない

電源が入っているのにTeraStationにアクセスできない障害は、次のような原因で発生している場合があります。

電源が入っていない

TS5610DNシリーズの例※ランプの数や位置はモデルにより異なります

電源ケーブルが抜けている・電源スイッチがオフになっているなど、電源が供給できていないことがよくあります。電源が供給できている場合は電源ボタン側の電源ランプが点灯します。まずは、TeraStationの電源が入っているかを確認しましょう。

設定画面にアクセスできない

TeraStationは正常に起動しているものの、設定画面にはアクセスできないという場合、考えられる原因は次のとおりです。

システム起動途中の場合、しばらく待ってから再度、設定画面を表示してください。また、Webブラウザが非対応だったり、Webブラウザのセキュリティレベル設定が高すぎるために設定画面にアクセスできないことがよくあります。TeraStationの「サービスポート制限設定」機能で、Web設定画面を無効にしている場合にも設定画面にアクセスできません。

共有フォルダーにアクセスできない

ハードディスクの取り付け・取り外しやRAIDのリビルドを開始した場合などは、システムが処理を実行中のため、ファイル共有プログラムが一時停止します。3分ほどでシステムの処理は完了します。

また、不具合によりファイル共有プログラムが停止している場合もあります。その場合、設定画面で共有フォルダーの公開設定を一度オフにし、再度オンにします。

一部端末のみからアクセスできない場合は、アクセス制限設定が誤っている場合があります。

設定画面と共有フォルダーのいずれもアクセスできない

LANポートが故障しているためにアクセスできない可能性があります。その場合、LANケーブル・ハブを交換したり、他のLAN端子を使用します。

また、TeraStationの起動に失敗した可能性があります。その場合はディスクを交換します。

その他に、ファームウェアが破損しているためにアクセスできないことがあります。その場合は、TeraStationはエマージェンシーモード状態になり、本体ディスプレイにエラー「**EM***」が表示されます。ファームウェアをアップデートする必要があります。

エラーメッセージが表示される

TeraStationに障害が発生すると本体ディスプレイにエラーメッセージを表示し、故障内容を通知します。例えば「Post error 040*(*はディスク番号)」は、ハードディスクの故障、「Boot FAIL」は起動失敗を示します。エラーメッセージが表示された場合は、なんらかの障害が発生していると考えてメッセージに従って対処します。

一方、「Now System Shutting Down」など電源をオフしたことを通知するだけのメッセージもあり、メッセージが表示されたからといって必ずしも障害が発生しているとは限りません。

エラーランプが点灯している

TeraStationに障害が発生すると本体のERRORランプが赤色点灯します。障害の内容は本体ディスプレイに表示されますので、メッセージに従って対応します。

ディスク1台だけエラーランプが点灯しているものの、通常通り使用できる場合もありますが、TeraStationに通電し続けることで、他のディスクも破損することがあります。

ファイルが開かない・消えた

TeraStationに保存したファイルが開かない・消えたといった場合は、焦らずにまずは「ゴミ箱」内を確認します。PCと同様TeraStationにも削除したファイルを一時保管するゴミ箱機能(trashbox)が搭載されています。

それでもファイルが見つからない場合は、RAIDを構築している場合読み取りに問題がないかをチェックし、問題があれば自動的に修復する「RAIDメンテナンス」機能で修復後、ファイルの不具合も解決することもあります。

TeraStation(テラステーション)の復旧方法

TeraStationで障害が発生した場合、復旧には手順があります。焦らず対処することが大切です。

障害箇所を確認

TeraStationに障害が発生したら、まずTeraStationの状態を確認し、原因を突き止めます。まず次の3箇所をチェックしてTeraStationの状態を確認します。

INFOランプ 障害に関わらず何らかの通知がある場合に点灯します。
ERRORランプ 障害が発生している場合に点灯します。
ディスプレイ表示 障害の詳しい内容を表示します。不具合ではなく通知の場合もあります。

メッセージに沿って対処する

TeraStationからのメッセージに沿って対処します。

例えば、「Standby zzz」のメッセージの場合、PCの電源のオン・オフとTeraStationの電源を連動するPC連動電源機能やタイマー機能がオンになっていたためにTeraStationが起動しないことを示しています。この場合は、TeraStationのPC連動電源スイッチを"MANUAL"に、タイマーON/OFF機能を変更します。

ディスプレイ表示の意味についての詳細は、Buffaloの公式Webページ「液晶ディスプレイに表示されるエラーメッセージの内容がわかりません」で確認できます。

シャットダウンし電源ケーブルを抜く

ERRORランプも点灯しておらず障害を示すメッセージも表示されていないのに、TeraStationに不具合が発生している場合は、一度、TeraStationをシャットダウンして電源ケーブルをコンセントから抜いた状態で、1分ほど放置します。その後、改めて電源を入れます。

上記方法で解決しない場合は専門業者へ依頼

シャットダウンと電源ケーブルを抜く作業を行っても、不具合が解決しない場合は、システム障害の可能性が高いため、一切のTeraStationの復旧作業を停止します。

何度も電源をオン・オフしたり、再起動を繰り返したりすると他のディスクにも不具合が及ぶ場合があります。何もせず、現状を維持した状態でデータ復旧の専門業者に相談します。

TeraStation(テラステーション)の復旧における注意点

TeraStationに障害が発生した場合、復旧作業時に注意すべき点があります。

リビルドによるデータ再構築はNG

再構築(リビルド)で、故障したディスクのデータを復元する行為は避けるべきです。万が一、リビルド中に別の障害が発生してしまうと、対象ドライブやデータだけでなくすべてのドライブが破損し、復旧不可能に陥るリスクがあります。

ハードディスク単体でのパソコン接続はNG

TeraStationではRAIDを使って複数のハードディスクを1つのドライブとして扱っています。

そのため、故障したハードディスク以外のディスクを単体でPCに接続したとしても、データにアクセスできないばかりか、ディスク内のシステムデータが破損してしまう可能性があります。PCに単体のハードディスクを接続する行為はさけるべきです。


引用RAID 0/バッファロー

ハードディスクの入れ替えや交換はNG

TeraStationでは複数のハードディスクを1つのドライブとして認識していることに加え、ディスクにデータを書き込むときも、システムの規則に従って記録されていきます。よって、TeraStationからハードディスクを取り出して、交換したり入れ替えたりした際に、順番を間違えたり違う場所にディスクを入れてしまったりすると、システムの規則が乱れてしまいます。データが破損したり、上書きされてしまうリスクがあるため、ハードディスクの入れ替えや交換は避けましょう。

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TeraStation(テラステーション)の概要・機能

Buffalo(バッファロー)の「TeraStation(テラステーション)」は、法人向けのNAS(ネットワークHDD)です。企業での使用に特化した次のような機能が搭載されています。

2台に自動保存する「フェイルオーバー」

メインとバックアップの2台セットでNASを運用している場合、ファイルなどのデータやTeraStationの設定情報をバックアップ機に自動コピーします。メイン機に障害が発生したときも、バックアップ機に自動で切り替えます。

災害対策「オンラインストレージ連携」

TeraStationとオンラインストレージサービスを連携できます。指定したフォルダー内のデータを、インターネット経由でクラウドサービスにアップロード。万が一、大規模災害が発生してTeraStationが物理的に破損したとしても、オンラインストレージ上にデータが保管されています。

対応しているクラウドサービスには、Microsoft Azure(Blob Storage)、Microsoft OneDrive / OneDrive for Business、Dropbox/Dropbox Businessなど、企業で使用する主なサービスに対応しています。

まとめ

Buffalo社の法人向けNAS、TeraStation(TS:テラステーション)のよくある障害の事例や障害が発生したときの復旧方法を説明しました。

障害の発生時は、自己判断はせずデータ復旧の専門家にまず相談すべきです。TeraStationに通電し続けることにより、不具合の生じていないディスクまで破損し、取り返しのつかないことになりかねません。

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